シベリア抑留を賛美していた日本共産党及びバカサヨ

 あと忘れてはならないのは、シベリア抑留についてのバカサヨの発言です。今では、シベリア抑留といえば、誰でもが悲劇だと思うことでしょう。日本共産党ですらそう言っています。しかし、何回でも言います。日本共産党はシベリア抑留を賛美していました。

 キョーレツな証拠を提示しましょう。かつて日本共産党に支援されて東京都知事選挙に出馬した畑田重夫は、政見放送で「国際政治学者!」などと紹介されてご満悦な顔をしていたのですが、シベリア抑留のことを

 

 

「強制労働という言葉を使う人がいますが、働いてノルマをさえはたせば食糧を配給してくれるというのが実態であり、それを日本にいた当時は、土方のような仕事をしていた人や、失業者であった人たちは、「ソ連という国は天国だよ。働きさえすればちゃんと食えるんだか ら」といいますし、仕事もしないで親のスネをかじっていたお坊っちゃんめいた人は「強制労働をやらせやがった」という表現をとるのです」

[日本青年出版社『共産主義のはなし』(1968/10/25]

 

 

などと言い放った人物です。まったく、タイムマシンがあれば革マルか全貌社あたりの皆様に売りつけてやりたいものです。

 

 これは「昔のことだ」で済ませられることではありません。また、スターリンに強制されて書いたものですらありませんので、大粛清ともまったく関係がありません。ましてや、同書が刊行されたのは1968年です。しかもこのヨタが収録されているのは、民青が組織を上げて学習している文献でした。

 また、のちに日本共産党を離れ、毛沢東マンセー分子と化し「尖閣は中国領土」だと絶叫した井上清はこうも言っています。

 

 

「政府は、戦死傷者の数とその死亡場所を明らかにして、遺族にせめてものなぐさめをあたえる代りに、シベリアに三十数万人抑留されているなどとでたらめをつくりあげ、国民に反ソ気分をおこさせることに熱中するのみである」

[三一書房『日本の歴史』(1954/9/30) ]

 

 

 ちなみに井上は歴史学者です。もはやこういう連中に「歴史認識」云々を口にしても、オイラのまゆは、つばでグッチョリです。ですので、変節野郎(本来であれば「背教者」と呼んでも差し支えはないでしょう)家永もそうですがいわゆる「特定アジア」およびその支持者たちが口にする「歴史認識」も、頭から全否定することはしたくはないのですが、もはや仕方がありません。ここまできてしまうと、もはや私は人格すら疑ってかかっています。