11月14日19時ごろ、参議院共産党国会議員控室内、赤旗分室隣の応接室で、不破哲三の腹心として知られる、しんぶん赤旗のI記者が血を流して倒れているのが見つかった。すぐ病院に運ばれたが、倒れた理由は担ぎ込まれたT病院の医師によれば外傷性の脳挫傷である。I記者の命に別状はないが、記憶喪失か何かのせいで意識がはっきりしないので、いまのところ事情は聞けない状態という。

警察の調べに対し、共産党は目撃者はいないのにI記者は国会内の階段から転げ落ちたと発表。I記者は階段から転げ落ち、血だらけのまま往来する者の多い国会内の誰にも見られることなく、国会議員団事務所まで歩いて帰ってきて、応接室で倒れたとする、おかしな話になっている。

当然警察がそんな珍妙な説明に納得するはずはない。「国会内だから誰でも入れるところではない。テロリストの襲撃の線はまずないというか、テロリストが来たならもっと大物を狙うはず」なので「政治性はなく、何かの怨恨がからんでいるのではないか」 と考えているが、共産党が事故だと言い張って捜査協力しないのでそれ以上捜査が進められない情況だという。

ま、警察のことだから今ごろ国会にある階段すべての現場検証くらいは済ませているはずだし、国会議員団や赤旗記者の誰が配置転換になるのかなどを注視するであろう。

11/21追記
赤旗記者Eの説明によると、彼はI記者が戻ってくるところを見て、様子がおかしいと感じたが声はかけなかったという。しかし同じ口で自分たちは別の場所で会議をしていたという。