しんぶん赤旗
自衛隊と米軍の離島奪還訓練について
訓練の目的は「島しょ侵攻対処」とされていますが、その内容は攻撃から「島」を守るのではなく、奪われた「島」をとりもどす「離島奪還」訓練です。「島」そのものを奪う、攻撃のための訓練にもつながっています。「離島奪還」は武力行使を伴う本格的な軍事作戦です。武力行使を前提にした訓練は、周辺地域の緊張を激化させることにもなりかねません。
中略
政府が狙う自衛隊の海兵隊化への動きを加速しようとしているのは明らかです。訓練では「ひゅうが」から米海兵隊の新型輸送機オスプレイが発進もします。他国の攻撃で奪われた離島を「奪還」するなどというありそうもない前提で、米軍といっしょになって「敵」を攻撃する訓練をするのは、まさに憲法を踏みにじるものです。
尖閣は奪われかねないし、竹島はとうの昔に奪われたような状態なわけだが、これいったい誰が書いたのか知りたいね。そいつが赤旗減紙の元凶だw
自衛隊と米軍の離島奪還訓練について

中略
政府が狙う自衛隊の海兵隊化への動きを加速しようとしているのは明らかです。訓練では「ひゅうが」から米海兵隊の新型輸送機オスプレイが発進もします。他国の攻撃で奪われた離島を「奪還」するなどというありそうもない前提で、米軍といっしょになって「敵」を攻撃する訓練をするのは、まさに憲法を踏みにじるものです。
尖閣は奪われかねないし、竹島はとうの昔に奪われたような状態なわけだが、これいったい誰が書いたのか知りたいね。そいつが赤旗減紙の元凶だw
中国政府は、「米中首脳会談前にこのような訓練を行うことは遺憾だ」と日米両国政府に中止要請をしましたが、両国とも「離島奪還訓練は過去もずっと実施してきた」としてこれに応じませんでした。
結果として、米中首脳会談は中国側の拒否にもあわず、習主席がカリフォルニアに出かけ、「来年の環太平洋海軍合同演習(リムパック2014)には、中国海軍も参加すること」で合意してしまいました。完全にアメリカペースで押し切られた形。
中国のTPP参加検討など、日米同盟を基軸にした太平洋秩序に中国自身が取り込まれる傾向を強めさせたのが、日米共同演習と米中首脳会談を「硬軟両面」で同時並行させたアメリカ・オバマ政権のこのたびのしなやかな外交手腕でした。
さて、不破くんやしいくんは、このような経過で示された中国の姿勢をどう評価するのか。尖閣諸島のみならず、琉球諸島全体にまで野心をあらわにした中国側の頭が押さえられた一連の出来事の本質をどうとらえているのでしょうか。
こうした全体的情勢を評価せず、「武力行使」だ、「島そのものを奪う」だとわけのわからん妄想を垂れ流している「赤旗」は、正に政治カルト機関紙の面目躍如たるものがありますね!