林局碧段

昨年の共産党界隈最大の事件である東大教養学部自治会(TCZ)の全学連脱退のあと、しばらく全学連、都学連関係者の謀略策動wがあった。舞台はtwitter上で確認できているのは二件、そのうち一つはぼくちんもかかわった。

12501686241711.最初に東大の一般学生のフリをする
2.徐々に悪意あるTCZや某A氏批判にシフトしていく。
3.だったら「今から食堂で会って話をしようか」「学籍を確認するから自治会室においで」と言われると遁走し、行方不明となるw


のパターンを踏む。
 で、某A氏は遁走した二人の正体を確定したようだ。いずれも都学連関係者だった。で、興味深いのは、遁走した二人は非党員であるということだ
共産党と,非党員の学連関係者の関係も複雑なものでした。非党員の学連関係者は,ひきつづき,共産党が組織的に学連に影響を与えることをよしとはしておらず,組織としての共産党には嫌悪感を持っていました。しかし,現場の党員活動家とは「思想信条を超えて」原則を固く信じる立場から,団結することになります。非党員の学連関係者からすれば,「共産党は嫌いだが,あなた方が党員であることはこの際問わない。全学連を守るために力を合わせる」ということになっていたものと思われます。一見まっとうな姿勢に見えますが,結局,学連に対する共産党の組織的影響を直視しない点で,不合理な姿勢だったのではないでしょうか。

 非党員の学連関係者は,東大教養自治会の全学連脱退について,非常に歪んだ見方をしていました。ある都学連役員(非党員)は,「何ろくが共産党に対する不満を爆発させたらしいね」といった旨発言をしていました。要は,真面目に活動している自分たち(非党員の全学連役員)を差し置いて,共産党離党者が,自治会を利用して反共産党運動をしているに過ぎないと見ていたのです。
彼らの中では,自分たちこそが学生の立場に立っており,全学連を批判する者は元共産党員で反共産党の党派主義者だという,認識の倒錯が起こっていたのです。

党員はあまりの情況の悪さに疲弊し後ろめたくもあって沈黙していたのに、情況を誤認していた、後ろめたいものを持たない非党員が共産党ばりの策謀を続けたということだ。 

よく民青、共産党の学生は善意で素直で人間としては悪くないにやることは・・・なんて言われるが、TCZ脱退の場合は非党員の方が善意で素直であったがゆえによりたちが悪くなったと言うべきか。