しんぶん赤旗

不破ちんが「スターリン秘史」という連載を実売1万部は絶対に行っていない「前衛」に書くそうなのだけど、これはきっと読者は疑問に思うだろうと言うところを一つ。 

私が『スターリンと大国主義』を「赤旗」連載で書いてから、30年ほどになります。スターリン研究の書は日本でも世界でもずいぶん出ているんですが、大国 主義という角度から系統的に見るというものはないのですね。それであの連載を書いたのです。9年後(91年)にソ連が崩壊し、「クレムリンの金庫」があい て、ソ連時代の秘密文書が大量に出回りだした。それを一部のマスコミが日本共産党攻撃に使い出したので、私たちもモスクワで関連の文書を集めたのですが、 読んでみて驚きました。私たちがたたかってきたソ連の日本共産党攻撃作戦の内情が、彼ら自身の言葉で書かれているじゃないですか。これは、非公開でしまっ ておくわけにはゆかないと思って、また「赤旗」に連載したのが『日本共産党に対する干渉と内通の記録』(1993年)でした。 

共産趣味者には自明のことだけど、ソ連と戦った日本共産党に関するソ連秘密文書にどうして日本共産党攻撃に使えるネタが出てきたんでしょうか?
きっと少なからぬ党員が興味を持つと思いますよ。
たとえば、日本共産党のトッブを務めた野坂参三のこととか、日本共産党はソ連からお金をもらっていたこととか・・・言わなきゃ無知な党員にばれないかも知れないのに、言ってしまったら調べちゃう党員も出てくると思うぞ。それで困るのは誰だw?
これも再掲しておくか