奈良県議会議員山村さちほタンのblog

みなさんは、労研饅頭ご存知でしょうか。私は、初めて知りました。愛媛県松山市の「たけうち」というお菓子屋さんが製造販売されているそうです。松山の人ならみんな、知っているとか。

 もともと、倉敷労働研究所長の、医学博士 暉峻義等氏が、1929年に倉敷紡績の女工さんらに、安くて栄養価の高い食物をと考案されたもので、中国から、林樹宝氏を招いて、日本人向けに合う饅頭としてつくられたそうです。

  このまんとう(まんじゅう)を、松山市の松山夜学校の数学教諭であった竹内成一氏が、夜学生の学資のために採用する事として、倉敷で製法を学んで、その酵 母を受け継いだ。 当時、研究所の指定を受け、同じ饅頭をつくっていたのは、全国と満州に37軒あったという。今も、つづいているのは、松山の竹内商店だ けとのこと。


いや〜むかしの人は凄かったんですね〜。昔はもっと少なかったかも知れないが、パン同様の栄養価がある14種の饅頭を製造販売する店を学生のために創業した人がいるのだ!小倉昌男に匹敵する事業家ですな・・・

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こういうことを財界人(と言ったら故小倉翁はお怒りになるだろうが)がやって、共産党員がやらないところに現代の左翼の問題が凝縮されていると思う。