たけし先生の日記

さて、大阪のダブル選挙はいよいよ大阪の子どもたちの未来と教育がかかったたたかいとなっています。橋下・維新の会は、この選挙に勝ったら、府議会に提出している「教育基本条例」なるものを必ず強行すると叫んでいます。

 府知事が教育目標を定め、それに逆らえば教育委員の首さえ切れる。校長の首もすげ替えられる。現場の教師も首にできる…こんなことを許せば学校は知事と議会多数派の思いのままになってしまいます。しかも、そういうやり方で彼らが進めようとしている教育の中身が、さらに一層深刻なのです。


これが21日付、で、今日の赤旗「きょうの潮流」

▼ゴルフの宮里藍さんの出身地、沖縄県東村の高江で、米軍のヘリコプター着陸帯をつくらせまいと座り込む人たち。彼らも、16条をよりどころの一つにしています。16条を書き写してみましょう▼「何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない

中略

つまり、選挙がないときでも国民が国の意思づくりにすすんで影響力をおよぼす、政治参加の一つのかたち。高江の住民だけの話ではありません。知れば、憲法を生活にいかし憲法とともに生きるという実感を、よりゆたかにしてくれる16条です。

「何人も」ですから、当然知事や議会多数派が思いのままにやる権利があると。ましてや選挙で選ばれた知事や議会多数派が請願ならぬ、公約を果たそうとすることが間違っているのでしょうか?

たけし先生も、まさか赤旗に足をすくわれるとは思ってもいなかったでしょうなぁ。その背景には、都合の良いときだけ憲法を使って、そうじゃない時は無視する党体質があるわけですけど。

ま、たけし先生も悪いですけどね
学校は知事と議会多数派の思いのままになってしまいます。
なんて言わずに、教育分野に限定して維新の会のやり方がダメだとだけいってりゃ足をすくわれることもなかったんですから・・・たけし先生、一言多くて失敗するのは、もう何度目ですか?