ツイッターで拾ったネタ
「三月の乾き」という小説のお話。ただし、これは事実なんだろうな。

ところが、立命館で運動が激化する「新聞社事件」が1968年に起こったのです。
「日共王国」の立命館で、唯一、日共色に染まっていなかったのが 学園新聞を発行する「立命館大学新聞社」。日共への批判的立場から週刊で発刊していたこの新聞社は日共にとって、もっとも目障りな存在でした。そんな新聞 社に1968年12月12日、突然、民青所属の学生9名が入社申し込みにやってきたのです。
通常、学生新聞の新入社員は4、5月に1回生を対象として採用するのですが、この季節外れの入社希望の民青たちの中には3回生も含まれているという異様さでした。

「学 園新聞の民主化」を唱える入社希望者たちの狙いはもちろん、新聞社の乗っ取りだったのです。すぐには採用の選考はできないと断る新聞社主幹に、その日の選 考を迫る民青。押し問答の末、進入してきた黒ヘルメットの一団が窓硝子を割り、新聞社員が15時間にわたり監禁される事態に及びます。

この異常事 態に接し、これまで日共の一元支配に辟易していた一般学生が立ち上がり、ヘルメットを被って、角材を手にするのです。完全武装の学生600名ほどが新聞社 の入る校舎を取り囲むという全共闘時代を象徴するお馴染みの光景が、この時、初めて立命館大学で見られたのでした。


なんで黒ヘルが新聞社員を監禁したんだろう?

ちなみに立命館の新聞と言えば、「立命評論事件」もある。でも関連ページは昔あったけど今は消えたようだ。