穀田恵二のBS番組での発言

もう、世の中の動き全然見てないんだからぁ・・・

日米首脳会談直後に米側が「野田首相は全ての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルに乗せると発言した」と発表したことを示し、「米国はハナからそう思っている。泡を食った日本側が否定したが、アメリカとの交渉ですでに馬脚が現れた」と指摘しました。

佐藤優の爪のアカでも煎じて飲みなさい

 穀田氏は、農林水産業に壊滅的打撃を与えるTPPは、復興が一番必要な被災地にも重大な打撃を与えると警告。遺伝子組み換え作物の表示や国民皆保険制度など、食の安全や医療で国民を守る制度も「非関税障壁」だとして撤廃を迫られると指摘しました。

逆に、日本の制度をアメリカに押し付けることもできると思わんのかね?日本の参加表明直後、カナダやメキシコの参加表明があり他にも続く国もありそうだという。これは、TPP成立の鍵を握るのが日本だと世界が認めたと言うこと。だから中国も慌てている。これは面白い外交交渉になる。

ぼくちんはっきり言ってTPPには批判的だった。外交とは負ける者は守り、勝てる者は攻めるのが外交原則なのに、十羽ひとからげでどーすんだ?というのがその理由だったのだが、カナダとメキシコの動きを見て考えを変えた。これは日本がイニシアチブをとれる外交交渉になる

古是三春氏の言う
やるべきことは、固有の社会経済制度を米国流に作り替えて「門戸開放」するのではなく、「米国病」というべき深刻な米国財政や経済の不正常かつ深刻 な事態を改善する策を米政府に迫り、共に取り組むことだ。「米国病」を感染・拡大するTPPは、自由主義的な経済圏構想の理念に立っても、現状で進めるべ き策ではないことを明確にすることこそ、米国の真の友人のなすべきことである。
 
 反対に「米国病」の現状をそのまま受け入れ、日本国内に移しいれる策をとるなら、日米同盟に対する国民の支持は究極的には失われ、良好な両国関係の基礎は崩壊の憂き目を見るのは間違いない。

これの現実化は、やる気と努力で可能だ。米国基準に合わせるのではなく日本基準をTPP基準にすることで日本は守れるしビジネスチャンスも増える。しかも彼の国の国民福祉の向上に寄与することもできる。米国が反対するなら、米国抜きの貿易協定を日本が提案すればいい。

今もぼくちんは、TPPは原則参加しない方がいいと考えている。しかし、自分でイニシアチブをとって各国を取りまとめTPPに変わる貿易協定を作る選択肢を排除すべきではない。それでも参加するならとことんイニシアチブを取って日本基準を押し通せ!と考える。ということで、つぎw!
大阪市長選で日本共産党が渡司考一元党市議の不出馬を決めたことが話題に。二木啓孝解説委員は、日本共産党の対応は「柔軟だ」と述べ、「これまで独自のたたかいをしてきた共産党が、横に手をつなごうとしている」との見方を示しました。

 穀田氏は、橋下徹前大阪府知事が、「政治には独裁が必要だ」と公言してはばからない危険な考え方の持ち主だとして、「独裁政治を許さない」という一点で「橋下独裁政治反対」を表明した現職の平松邦夫氏を自主的に支援することにしたと説明しました。


えー、穀田くん、民主集中制って知ってます?というのはお約束として、柔軟路線はこれからもやるのかと二木たんは聞いているんですが、分かってないみたいですね。

9月の「赤旗」日刊紙の値上げ後の状況について問われた穀田氏は、「なんとか減らさずに持ちこたえた。『赤旗』の灯を消してはならないという人々の善意のなかで、日刊紙は増える傾向が出てきた」と紹介。二木氏は「私もかつて夕刊紙にいたが、値上げというのは本当に厳しい」と述べ「赤旗」の部数増加に驚きを示しつつ、党勢と「赤旗」の拡大は、国民と“手を携えていこう”ということとリンクしているのではと述べました。

みなさん、これよく覚えておきましょうね。来年一月申請がとっても楽しみになりますよw

結論・世の中がどんなに動いても変わっても、特に大阪市長選は党まで変わっているのに、穀田の発言は全く変わらず。これはもはや伝統芸能の域ではないでしょうか。