風水氏から教えていだいた風餐記なるブログ、久しぶりに胸くそ悪いものを見たのでネタにする。

このプログを書いているのは、日心会の元上級幹部。やっていた仕事は日本共産党なら亀裂委員会じゅなかった規律委員会がやっているような仕事で、要は日心会のベリヤだった。

今は日心会が腐ったところだとわかって辞めている。それはいい。しかしこのおっさん、自分が何をやっていたのか正確に把握しているのに、反省と言うか、慚愧の念が全くない。視線はあくまで第三者のものだ。

特に内側の人々と題されたエントリを見ると吐き気がする。
組織の“正統”と“異端”を区別し、異端が暴れるほど“正統”への求心力が高まる・・・頭は決して悪くなさそうだ。少なくとも文章は書ける。

もっとも知識レベルはそれほどではなく、この程度のことはギリシャ・ローマの時代から知られているし、
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
クチコミを見る
みたいな心理学入門の定番書籍の冒頭にも書いてあったりする、よく知られたこと。でもコメント欄を見るとそうした素養はなくて、アーレントを読んで覚えたグライヒシャルトゥングなんて言葉を使って説明しているところに知的コンプレックスをぼくちんは見たりするのだが、一言。

おっさん、あんたが書くべきなのは第三者が観察したような評論じゃない。カルトの粛清部隊やってた、あんたに必要なのは、真摯な反省だよ。