まずこの記事を読んでいただきたい。
「水産特区撤回請願」不採択に/自公民の反対で/宮城県議会 - しんぶん赤旗
宮城県漁業協同組合が、水産資源と環境の管理が困難になり、沿岸漁業が衰退すると県議会に提出した「水産業復興特区創設の撤回を求める請願」は18日、本会議で採決され、出席議員58人中、賛成20、反対37、無効1で不採択となりました。政党では日本共産党と社民党が賛成。自民党、改革みやぎ(民主党)、公明党は賛否が分かれ、自民30人、改革みやぎ3人、公明3人が反対しました。
横田有史県議の話 きわめて残念だ。県議選の前ということもあり、知事の圧力が強かった結果だと思う。
共産党は、知事の圧力で不採択になったと思っているようだ。しかし河北新報は共産党の圧力だと報道している。
「水産特区撤回請願」不採択に/自公民の反対で/宮城県議会 - しんぶん赤旗
宮城県漁業協同組合が、水産資源と環境の管理が困難になり、沿岸漁業が衰退すると県議会に提出した「水産業復興特区創設の撤回を求める請願」は18日、本会議で採決され、出席議員58人中、賛成20、反対37、無効1で不採択となりました。政党では日本共産党と社民党が賛成。自民党、改革みやぎ(民主党)、公明党は賛否が分かれ、自民30人、改革みやぎ3人、公明3人が反対しました。
横田有史県議の話 きわめて残念だ。県議選の前ということもあり、知事の圧力が強かった結果だと思う。
共産党は、知事の圧力で不採択になったと思っているようだ。しかし河北新報は共産党の圧力だと報道している。
ということで河北新報記事。「予期せぬ流れ、意外な大差 水産特区撤回請願不採択 宮城」
当初は自民党の中でも意見が割れて、採択、不採択は拮抗すると見られていた。しかし自民党は不採択が圧倒的に多くなった。その理由は、こうだ。
空気が一変したのは、3連休後の11日。共産党現職が県議選向けに作成したチラシが、会派議員の目に留まった。
チラシに記されたのは、活動報告と数人の応援メッセージ。その中に、県漁協幹部が寄せた「親身になって話し合っていただいたのが共産党」という文面があり波紋を広げた。
県漁協の上部団体の全漁連は自民党の強力な支持団体。漁協幹部の「共産寄り」とも取れる発言に、自民会派は神経をとがらせ、保留としていた議員も硬化した。
中略
会派内に芽生えた県漁協への不信感は一掃できず、多くの議員が不採択に回った。採択派は「チラシが大義名分にされてしまった」と悔しがった。
中略
会派の佐々木喜蔵会長は「水産業への思いは一緒だけに、採否の判断は感情面に左右された。合意形成が大事との指摘は会派の総意と言える。知事には重く受け止めてもらいたい」と語った。
引用はしなかったが、当初沿岸部の議員は撤回請願採択、内陸部は不採択という分裂の仕方をしていた。しかし、ここで共産党が存在感を示したことが逆に沿岸部の議員の考えを翻意させてしまう結果となった河北新報は言っている。
自民党の逆鱗に触れたということだろうな・・・。
当初は自民党の中でも意見が割れて、採択、不採択は拮抗すると見られていた。しかし自民党は不採択が圧倒的に多くなった。その理由は、こうだ。
空気が一変したのは、3連休後の11日。共産党現職が県議選向けに作成したチラシが、会派議員の目に留まった。
チラシに記されたのは、活動報告と数人の応援メッセージ。その中に、県漁協幹部が寄せた「親身になって話し合っていただいたのが共産党」という文面があり波紋を広げた。
県漁協の上部団体の全漁連は自民党の強力な支持団体。漁協幹部の「共産寄り」とも取れる発言に、自民会派は神経をとがらせ、保留としていた議員も硬化した。
中略
会派内に芽生えた県漁協への不信感は一掃できず、多くの議員が不採択に回った。採択派は「チラシが大義名分にされてしまった」と悔しがった。
中略
会派の佐々木喜蔵会長は「水産業への思いは一緒だけに、採否の判断は感情面に左右された。合意形成が大事との指摘は会派の総意と言える。知事には重く受け止めてもらいたい」と語った。
引用はしなかったが、当初沿岸部の議員は撤回請願採択、内陸部は不採択という分裂の仕方をしていた。しかし、ここで共産党が存在感を示したことが逆に沿岸部の議員の考えを翻意させてしまう結果となった河北新報は言っている。
自民党の逆鱗に触れたということだろうな・・・。