久しぶりに、本格的にたけし先生を弄りましょうw

10月3日は大阪事務所で専任、専門の学校図書館司書の配置を求める申し入れを受けました。学校図書館については、文部科学省調査でも公立小中学校への図書館担当職員の配置は40%程度で、その8割以上が非常勤職員にとどまっています。

 高校では、学校図書館法「改正」時(1997年)の付帯決議に反し、学校司書の削減、兼務化などがおしすすめられており、この3〜4年で配置校は1.9%減り、常勤職員は145人(53%)も減少しています。
 
 子どもたちの人格の成長にとって、学校図書館、公共図書館の果たす役割は、図書の提供にとどまりません。図書や司書の方々を通じての人格的なかかわりという欠けがえのない役割を持っています。図書館司書を専任・専門・正規で配置する運動をいっそう前進させましょうとお話しさせていただきました。


たけし先生は、間違っても読書家とは言われないし、図書館をフルに使ったこともないので司書を配置したらそれで良し程度のことし考えていませんが、はっきり言います。下手に司書を置くより、学校図書館にはパソコン置いてSkypeあたりをインストールして、図書分類10ケタ単位くらいで特定分野に強い司書100人くらいといつでもビデオ電話相談できるようにした方がよろしい。なぜか?
本の大海を全て泳ぎきれるダイバー(司書)はいないからでつ。
子供の関心は多様なはずで、その多様な要求に1人で応えられる人は、この世にゼロといっていい。そんな大海のガイドに1人配置すれば仕事ができると思うのは本を読まない、たけし先生のような人だけでつw

昔は不十分だと分かっていたが、配置するしかしょうがなかったわけですが、インターネットが普及している今は違います。特定分野に通じたプロが、沖縄の小学生の「DSのゲーム作りたいんですけど?」と北海道の高校生の「Objective-Cの高度なテクニックを書いてある本を探しています」なんて要求にすぐさま応えることができるのです。そんな窓口を用意していれば、100人では効かないにしても1,000人以下の人数で全国の子供の要求にベストの対応が取れるでしょう。

もう一つ、言っちゃ悪いけど学校の図書館司書って教諭が兼務していることが多いわけだ。で、学校のセンセがすすめる本って、けっこう偏りがあるんだよね。たとえば話し合いでいじめが解決してハッピーエンドとか、もう、アホか、馬鹿かといった本を薦めたりする。間違っても「ケンカのテクニック」とか、「教育委員会への圧力のかけ方」とか、「いじめやるやつ奴ぶっ殺しても少年院に行かなくてもいいようにするには」なんかが書いてある本はすすめない。そんな本はない?あるよw。たとえばこれとかw

ニーティサーラ―古典インドの政略論 (東洋文庫)
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毒殺、だまし討ちオッケーという、「マックス・ウェーバーをして、実利論はマキャベリの君主論(Prince)など他愛無いものである」といわしめた「実利論」のダイジェストみたいな位置づけの本。こんなのガッコのセンセがすすめるはずはないが、ぼくちんのような司書がいたら、「ぼく、いい本あるよ」なーんて、ポン引きイントネーションですすめたりしてwww

あるいは日本をよくしたいと思う右翼的な学生にレーニンの「国家と革命」をすすめることもできるw
何?そんな難しいの高校生にも読めない?だったら児童文学でも課題図書にならない(感想文を書きにくい)が、現代の子供に寄り添おうと絶望的な戦いをやっている作家たちの本をすすめることもできるぞ!
超激暗爆笑鼎談・何だ難だ!児童文学
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とまぁ、たけし先生には想像もつかない、ディープなことを書いてしまったが、果たしてたけし先生に理解できるだろうか?さらに、日本共産党中央委員会のようなヒラメ集団に理解できるだろうか?