被災地を回られた岳志先生の手記でつ。

たいへんなことになっている現場を回られて、いろいろ話を聞かれたようですが、岳志先生の話したことと言えば

私からは「国難とも言えるこの事態にはまさに予算の抜本的な切り替えが必要だ。国は被災した自治体・教育委員会に財政的な裏付けを示すべきだ。国会で取り上げていきたい」とお話しさせていただきました。

私からは「現場や地方議会、国会の連携の力でこの事態を切り開こう」とお話し、懇談しました。


しかしこんな調子良いこと言っていても意味がないくらいのことは分かっておられたようで

教室に残ったがれきと泥を教職員が手作業で掻き出したとのことでした。見るも無残な校舎の姿でしたが、この高校では二階以上を使って授業を再開するというのが教育委員会の方針のようです。泥にまみれた校舎を眺めながら、本当に大丈夫なのかと首を傾げざるをえませんでした。

なんてこともおっしやっています。
現場を見ていながら、いつものテープレコーダー的な話しか出来ないのは、岳志先生なんですから仕方がありません。でも被災地でバカにされつつづけるのもカワイソウなので、少しは助言をしてあげましょう。
日本共産党がキチンと評価されるためには、政府に復興担当大臣と、原発対応大臣を任命し、復興担当を仙台に、原発対応を福島に配置することを提案すべし。もちろん必要な人材も同じく仙台と福島を本拠とする。

問題解決のある程度の目星が付くまで、仙台と福島を本部にする。もちろん大臣は超党派で選ぶ。原発対応大臣の候補の一人は、もちろん原子力を勉強してきた吉井英勝議員でしょう。復興担当は、共産党に適切な人材はいないだろうから他党の人がやればいいい。物流をよく知る議員がいいかな?

東京からあーだこうだと言っていても始まらん。東京にいてぐたぐたやっているより、被災地に乗り込んで指揮をとる。政府の本気を被災者に信じていただくには、それが最も簡単で、説得力のある政府の対応であろう。

視察は、物見遊山ではなく、自分たちの提案が被災地に受け入れられるか、求められているのかを確認するために行くもの。今度行く時は、そういう態度で東北に行ってくださいね、岳志先生。