東京新聞

第十七回統一地方選の札幌、相模原、静岡、浜松、広島の五政令指定都市の市長選が二十七日告示され、現職三人と新人十二人の計十五人が届け出た。浜松は再選を目指していた現職の鈴木康友氏のほかに届け出がなく、政令市長選では初めて、無投票当選が決まった。他の四市長選は四月十日に投開票される。

浜松の党組織は候補者擁立を目指していたのだろうが、できなかったのだろう。しかしそのかわりに市議選、県議選に注力できるのだからよしとすべきだろう。

もっとも県議選は清水の一議席を守りきれるかどうかだから、浜松は市議選でどれだけ票の現象を防げるかが焦点となろう。