ディスコルシ ローマ史論著者:ニッコロ・マキァヴェッリ
筑摩書房(2011-03-11)
販売元:Amazon.co.jp
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久しぶりに書評ネタ。日本共産党を内部から変えていきたいと言う人は、少ないけど確実にいる。そうした人たちにすすめたいのがこれ。
マキァヴェリを理解する鼎となるのは「君主論」と「戦術論」とこの「ローマ史論」になる。君主論は短いが、あとの二冊はかなりのボリュームでこの本も文庫で768ページという大著。だって原典は3冊あるのを一冊にしてんだからね。1800円を超える価格はけっして高くないのだ。
それはともかく、この本は古代ローマの共和制について書かれたティクトゥス・リウィウスの「ローマ史」の解説をしつつ、現在(16世紀)の共和制国家についてどうやって運営するのかを論じている。
改革派党員にとって読むべきだとする理由は、内部改革。具体的にはクーデターを行うことについてかなり力を入れて詳細に論じていることだ。クーデターは基本的にやるべきではない。しかし、やるならこうしろというわけ。
ただでさえ共産党と言うところはシステム的にクーデターをやりにくくしてある。そうしたところでクーデターを起こすのは相当な困難が伴うわけで、そうした場合の身の処し方を知っておいた方がよいと思うのだ。
もちろん、政治とはなんぞや?を知る上でも君主論と並んで近代政治学の祖となる古典であるから政治にかかわる者なら読む価値は当然ある。日本共産党内で出世するなら不破本だけで充分だだけど。
ということで、後の鼎二冊も一応紹介しておこう。
ただ戦術論はイタリアの孫子的な本。君主論は、言わなくてもいいよね?
新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)
著者:ニッコロ マキアヴェリ
中央公論新社(2002-04)
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マキアヴェリ戦術論(新版)
著者:ニッコロ・マキアヴェリ
原書房(2010-02-25)
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ただ戦術論はイタリアの孫子的な本。君主論は、言わなくてもいいよね?
新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)著者:ニッコロ マキアヴェリ
中央公論新社(2002-04)
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マキアヴェリ戦術論(新版)著者:ニッコロ・マキアヴェリ
原書房(2010-02-25)
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