中東情勢 国民の運動が動かす/朝まで生テレビ 笠井議員が発言 - しんぶん赤旗
番組中、韓国併合や日清戦争の議論のなかで司会の田原総一朗氏が笠井氏に「この人は人間じゃない」と暴言を吐きました。このため、笠井氏は「発言を取り消しなさい」と抗議しました。他の出席者も発言を批判しました。田原氏は番組のなかで「人間じゃないという発言は訂正します」と表明しました。
日本共産党広報部は番組終了後、「訂正は当然だが、見ていた人が分かるように謝罪すべきだ」と申し入れ、番組担当者は「その方向で検討したい」と答えました。
何を理由に「人間じゃない」と言われたのかよくわからないので論評は控えるが、こうしたテレビ討論に出てくる共産党議員の発言には、確かに人間じゃなくてロボットが言っているんじゃないかと思うことがある。昔から「壊れたテープレコーダー」と言われる特徴だ。
よくNHKの日曜討論が終わった直後、お昼のNHKニュースで出演者の発言が取り上げられることがある。ニュース番組なので発言の一部しか取り上げられないのだが、それでも各党の代表者はその時々の話題について他の人の発言を考慮しつつ自分の言葉で語ろうとしているのがわかる。
しかし共産党議員の場合、赤旗記事を暗記してしゃべっているような調子だ。その点でまだマシだったのは小池晃だが、それにしてもキャッチフレーズ命みたいなところがあって、他の人の話を聞いて反応している雰囲気に乏しい。
今回の笠井亮「人間じゃない」発言の背景には、そうした共産党「壊れたテープレコーダー」的認識があると思うなぁ。