ちょっと旧いが、日本共産党にとってとっても重大な事件情報が入ってきているが、その前にあままりにアレな、我らの宮本たけし先生を取り上げまつ。

たけし先生は、仏のサルコジ大統領がルノーのカルロス・ゴーンを召喚して圧力をかけたニュースについて、こう述べておられまつ

フランスにもルノーやPSA(プジョー、シトロエン)という自動車会社がありますが、国を挙げてこれら自動車業界の支援に乗り出します。その内容は両社合わせて60億ユーロに及ぶ低利融資や自動車買い替え補助金、クリーン自動車開発計画など、日本とよく似た政策も実施されました。

日本と決定的に違うのは、企業支援の条件として「フランス国内での人員削減を控えること」や「融資期間中は国内工場を閉鎖しないこと」などを約束させる「協約」を結ばせているのです。そして現にその約束を守ることを厳しく求めてきたのです。

今年の年初から新聞が「ルノーが新型車『クリオ4』をすべてトルコで製造する計画だ」と報じただけで、ただちにルノーの経営陣を大統領府に召喚。「召喚」とは呼びつけることです。召喚されたのはゴーン最高経営責任者(CEO)とペラタ最高執行責任者(COO)でした。

カルロス・ゴーン氏といえばルノーのCEOであるとともに、日産のCOEでもあります。ゴーン氏は予定を切りあげてフランスに向かったそうな。1月16日に大統領府に召喚された2人は、サルコジ大統領の要求を受け入れてフランスでの生産を続けると確約したと報じられています。

エコカー補助金で6000億円近く、エコポイントで7000億円近くも国民の税金を使いながら、大企業の経営者を呼びつけるどころか国内生産と雇用を守れと迫ることもできない日本政府とは大違いです

え〜たけし先生、ルノー公団って聞いた事ないですか?第二次大戦後、ルノーは国営化され、15年前の民営化後も政府が15%の株式を保有する筆頭株主だったりもするんですね。だから政府の言うことは聞かないわけにはいかないんですなこれが。でもプジョーシトロエンに関しては何も言えないわけなんですw

そういう事情も知らないのは、たけし先生のオツムの性能の問題があるのでしょうがないと言う事にしましょう(よくないけどw)しかし、それにしてもどうしてこう得意げにしているんでしょうねぇ。

ルノーが政府の意向にさからえない事を知らなかったとしましょう(実際知らないけどw)。それなら、「ああ、この手があったか!」と自分たちの政治活動に欠陥があったと反省するのが普通だと思うのですね。エコカー補助金を出そうとする時に、派遣社員を切るところには雇用確保の観点から補助金額を減らすべきではないかといった提案もできたはずなのにって、己の未熟を恥じるものです。

それがたけし先生と来たら、一年以上前のニュースを今ごろ知って得意顔。
もう、どうやったら我々を笑わせる事ができるのか、知恵を絞っているとしか思えないエンターティナーぶり。ここまで軽いと、そろそろたけし先生、空気よりも軽くて浮き上がらないかと心配です。

浮き上がったら、空中浮遊する政治家として注目されるからいいですってw!
それもそうかもw