確信墾じゃなかった、革新墾の代表世話人である品川正治の特別発言

「『おれたちが状況をつくる』という覚悟と決意をもっていこう」


「本当に革新懇の出番がきた。ごまかされない状況をつくるために公然と活動すべき時期がきた。これが私の偽らない気持ちだ」「来年は数え年で傘寿(88歳)を迎える。そこまで生きられて、みなさんの前で語れるとは、戦争に参加した男として夢にも思わなかった光景だ。日本を変えていけるはずだ」

この方、日本共産党に積極的にかかわるようになってまだニ、三年。85歳くらいからかかわりだした。それまでは財界の本流を歩いてきた人だ。

年齢とキャリアからすれば、なんともちぐはぐな発言だ。まだ新顔という立場に立つなら、老骨をむち打って人生最後のご奉公をさせていただきますになるだろうし、引退を前にした発言とするなら棺桶に片足突っ込んでいて何を意気がってんだとなる。

そこで気になるのが革新墾が非公然活動だと思っているらしいくだり。ひょっとしてこの方、成功した隠れ共産党支持者だったのではないか?

日本には、昔から共産党を支持しつつも会社で不利益を被ることを恐れて党活動にも赤旗購読も行わない、投票だけ共産党という隠れ共産党支持者がいた。今もいる。

品川正治は、そんな隠れ共産党支持者の最高の成功例ではないか?しかも隠れていたなら最後まで隠れておればいいのに、財団法人に天上がりで財界人としてー丁あがってから共産党にかかわりだした。

その理由は本人しかわからないが、公然と党活動を何十年とやってきた人から見ると、こういう人が重用されるのは決して気分の良いものではないと思う。言い換えれば、場が白ける。

品川正治をプッシュしたからと言って、品川が結びつきを活かして財界から何人か支持を取り付けてきたというわけでもあるまい

共産党には他に元国会議員など、こういう席でしゃべってもいい人材は他にも何人かはいるはずなのだ。そういう人たちを差し置いてこんなちぐはぐ発言を行う人にしゃべらせるのは決して党のためにならない。

ま、個人的には品川たんは失うものがない年齢なので、現共産党指導部の大批判をして切られることで最後のご奉公をやっていただければうれしいw