フラー 制限戦争指導論
著者:J・F・C・フラー
販売元:原書房
発売日:2009-04-23
おすすめ度:
クチコミを見る
いわゆる日本共産党の土佐高知タンがtwitterを始めているのをハケーン。これに注目
なんで「共産党」を名乗った党が非人間的になったのか、ソ連共産党の秘密文書をみせると「是非、読みたい」というので貸した。
前からそうだが、この人の辞書に他山の石と言う文字はない。
民主主義の歴史が血塗られているのと同様に、夢や理想に忠実な者たちが陥る陥穽に自分も堕ちるのではないかという感性を全く持っていない!だから非人間的になるのだ。
上記の本は、クラウゼヴィッツの戦争論の言わんとするところを後世の軍隊のトップたちが読み違い、その失敗をいかに民主主義が後押ししてきたかを論じている。
当blogの読者にとって興味あるレーニンやソビエトと革命戦争にも二章割いてあるので、読者的に興味深いことを引用する。レーニンが1923年3月3日付けで出した生涯最後の論説「量より質を」に関するくだり
夢想家は目覚めた。狂信的なまでに信じ、気違いのように追求してきた“マルクス主義の至福”その魅惑的なビジョンが一つの幻想だったことに、レーニンは気付いたのである。それはレーニンを労働者の天国ではなく、銀行家の天国、すなわち全体主義的資本主義へ導いた鬼火であった。
著者:J・F・C・フラー
販売元:原書房
発売日:2009-04-23
おすすめ度:
クチコミを見る
いわゆる日本共産党の土佐高知タンがtwitterを始めているのをハケーン。これに注目
なんで「共産党」を名乗った党が非人間的になったのか、ソ連共産党の秘密文書をみせると「是非、読みたい」というので貸した。
前からそうだが、この人の辞書に他山の石と言う文字はない。
民主主義の歴史が血塗られているのと同様に、夢や理想に忠実な者たちが陥る陥穽に自分も堕ちるのではないかという感性を全く持っていない!だから非人間的になるのだ。
上記の本は、クラウゼヴィッツの戦争論の言わんとするところを後世の軍隊のトップたちが読み違い、その失敗をいかに民主主義が後押ししてきたかを論じている。
当blogの読者にとって興味あるレーニンやソビエトと革命戦争にも二章割いてあるので、読者的に興味深いことを引用する。レーニンが1923年3月3日付けで出した生涯最後の論説「量より質を」に関するくだり
夢想家は目覚めた。狂信的なまでに信じ、気違いのように追求してきた“マルクス主義の至福”その魅惑的なビジョンが一つの幻想だったことに、レーニンは気付いたのである。それはレーニンを労働者の天国ではなく、銀行家の天国、すなわち全体主義的資本主義へ導いた鬼火であった。