ということでdohkun1010氏の見立て

しつこいが長野県知事選挙の松本氏。最後は山田洋次監督が出馬の後押しをしたらしい。なるほどね。あとは田中康夫親衛隊の北山早苗県議ら田中派がどこまで結集するか。しかし、共産の姿が見えないね〜善明さん的にいいのかね。

ちなみに社交辞令かもしらんが田中康夫は善明さんを「共産党で最も開かれた人」と知事時代にコメントしていた。

しかし息子の猛氏は田中県政末期で、信濃美術館外部委託の件で田中がほとんど取り合ってくれず、また高校の学区制度を強引に改革したことで田中康夫に対して不信感があった。なのに自主投票のはずだった四年前の知事選で田中の苦戦が伝わると支援した共産にも不信感があったのだ。

猛氏が出馬にあたり田中の県政を評価する一方で、批判も織り混ぜ、共産党のことを口に出さないのはそういう背景があるのだと思う。そうなると、松本猛氏=田中の後継=田中支持者と共産が支援、の図式があてはまるか甚だ疑問。正直に言うと田中県政の再来を願う身としては甚だ残念だが。

またまた追記

松本陣営は下旬に政策発表だが、下旬といえば22日に共産党の市田さんが長野に来る。その時に松本陣営に接触もしくは演説などで触れるのか。スルーの可能 性も高いがそれもなー。何より阿部守一出馬もその時は結論が出るだろうし、村井知事も進退を決めてるかもしれない。ということで22日に注目。

またまた追記


調子に乗って長野県知事選挙情勢。阿部守一氏の立候補は固いと思う。というのも20日に民主党長野の代表でもある北澤防衛大臣と会談しているからだ。

続き。その会談は阿部氏曰く「自分の退任挨拶と北澤大臣就任祝い」とは言うもののこんな時期に大臣就任祝いはないだろう(笑)

続き。現に北澤防衛大臣は県政について語ったと認めているくらいだし。そうなると立候補も固いし民主党が推すのも固いと思う。

続き。それにしても…これで村井知事が出るとしたら、「表向き」は自民・民主・共産と田中支持者の三つ巴となり、昨年の長野市長選挙と同じ構図になる。あの時は自民の現職を共産と田中支持者が推すホテルマンがギリギリまで追い詰めた。

続き。そこから思うのは、候補の質と支持政党のセンスが大事と思う。というのも市長選挙では政権交代直後にも関わらず、大義もなくただ単に市議補選にでる予定だった人物を候補者として出したため民主党はよもやの3位、共産と田中支持者の候補にすら負けてしまったからだ。

続き。民主党がこうなったのは、一にも二にも司令塔である民主党長野が良くなかったからで、そのボスが北澤防衛大臣…う〜ん、この観点からも普天間は解決するか疑問符ついちまうな(笑)

続き。あとは民主党長野は下条みつ氏など評判の宜しくない国会議員を抱えていること、集票力はすごいけど体調が優れない羽田孜とその支持者が機能するか。このポイントをクリアしないと阿部氏・民主党陣営は苦しい。何より選挙は参院選直後だし。

以上、長野県知事選挙についての雑感でした〜

またまたまたまた追記

「コンクリートから人へ」。そのスローガンは良し。ならば民主党長野は田中県政を全面支持し、その流れを汲む者も全面支持しなければならないはずだった。

続き。しかし実際は長野市長選挙でも長野県知事選挙もそうならない。ここにこのスローガンの限界を感じる。諫早もそうだが、民主党が最も中央と地方の解離を感じる。これを克服しなくていいのか。共産の民主集中が良いとは言わんけど。