一般に知名度のある方が、blogにコメントを寄せることはほとんどない。今回有田芳生氏からコメントをいただいたが、めったにないことなので読者も本当に有田氏なのかと疑うのも無理からぬことである。
戦争の記憶が薄れること=終戦記念日などの報道時間が減ることで、それが一番の問題なのだとする主張は、十分に傾聴に値するだろう。
ま、それはそれとしてせっかくだから有田氏が書かれた「風化」をキーワードに日本共産党改革についてちよっと書いてみる。
日本共産党は以前から党運営に疑問を呈したり、おかしいと批判する者を排除してきた。こんなことを書くと「自分だってそうしてきたけど、排除されていないぞ」とか、「別に査問とかされず、今でも党にいるぞ」なんて思う党員がおられる。
申し訳ないが、そんな方は党に「無害」だったから排除されなかったのだ。本気になれば地区委員長、都道府県委員長あたりはやられてしまう。地区や都道府県委員会で自由に発言させたり行動させたりしたら、党中央などの上部機関の権威など実はないことがバラされてしまい、権力を奪ってしまう。
そんな党にとって「有害」な存在でなければ、一人でも党員を増やせと激が飛ぶ中、だれが党員排除をやりたがるものか。
戦争の記憶が薄れること=終戦記念日などの報道時間が減ることで、それが一番の問題なのだとする主張は、十分に傾聴に値するだろう。
ま、それはそれとしてせっかくだから有田氏が書かれた「風化」をキーワードに日本共産党改革についてちよっと書いてみる。
日本共産党は以前から党運営に疑問を呈したり、おかしいと批判する者を排除してきた。こんなことを書くと「自分だってそうしてきたけど、排除されていないぞ」とか、「別に査問とかされず、今でも党にいるぞ」なんて思う党員がおられる。
申し訳ないが、そんな方は党に「無害」だったから排除されなかったのだ。本気になれば地区委員長、都道府県委員長あたりはやられてしまう。地区や都道府県委員会で自由に発言させたり行動させたりしたら、党中央などの上部機関の権威など実はないことがバラされてしまい、権力を奪ってしまう。
そんな党にとって「有害」な存在でなければ、一人でも党員を増やせと激が飛ぶ中、だれが党員排除をやりたがるものか。
中には、とても良くできた幹部がいて、「有害」な者でも使いこなす人がいるかも知れない。しかしたいていの場合は、「無害」。要するに、おまえは党の上層部相手にケンカができるタマじゃないと思われているから、好き放題にさせてもらえる。そう思っていた方が間違いが少ない。
よって党改革は「有害」な人物を軸にして進められるのが筋なのだが、そういう人は排除される。問題はこの排除された人たちが、党改革の情熱を失ってしまうことがよくある。要するに党改革の意欲が風化してしまうのだ。
風化してしまう理由の最も大きいものは、日々の生活に追われて党改革の仕事に割ける、時間や体力が不足しがちになること。元共産党専従なんて肩書きの人が党を追われた時、仕事を見つけるのに苦労することはよく知られている。有田芳生氏も今ではよく知られたジャーナリストだが、オウムなどを手がける前は相当に苦労されたはず・・・。
それでも有田氏はまだよかった。党外に活躍の場を見つけることができた。しかし、党外に活躍の場を見つけられない、見つけられなかった人は、日々の生活に追われている間に、意欲が低下して行く。「どうせ党など変わらない」と思うたびに・・・。
その上親しい人は、「過去にこだわってもしょうがないだろう」「過去より未来に希望を見いだそうよ」とか言ってくる。この意見、処世術としては間違いなく正しい。しかし、ここで忘れてはならないことがある。
あなたはなぜ日本共産党に入ったのですか?処世術などに価値を置くなら、日本共産党に入党どころか、近寄ることすらしなかったのではありませんか?
と、処世術に価値を置き、日本共産党に近寄ることすらしなかったぼくちんは思うのだが、だったらなんでこんなことやってんのかという突っ込みはしないでね。理由を隠す気はないけど、説明に困るからw
ただ、そうした改革のモチベーションを維持するのに当blogが使われるのは全然OK。でもってヤメ共やヤメ共予備軍の方を中心に改革のモチベーション維持のための催しを現在計画中。この件に関しては、近日中に読者の意見をお伺いするエントリ立てます。こうご期待。
よって党改革は「有害」な人物を軸にして進められるのが筋なのだが、そういう人は排除される。問題はこの排除された人たちが、党改革の情熱を失ってしまうことがよくある。要するに党改革の意欲が風化してしまうのだ。
風化してしまう理由の最も大きいものは、日々の生活に追われて党改革の仕事に割ける、時間や体力が不足しがちになること。元共産党専従なんて肩書きの人が党を追われた時、仕事を見つけるのに苦労することはよく知られている。有田芳生氏も今ではよく知られたジャーナリストだが、オウムなどを手がける前は相当に苦労されたはず・・・。
それでも有田氏はまだよかった。党外に活躍の場を見つけることができた。しかし、党外に活躍の場を見つけられない、見つけられなかった人は、日々の生活に追われている間に、意欲が低下して行く。「どうせ党など変わらない」と思うたびに・・・。
その上親しい人は、「過去にこだわってもしょうがないだろう」「過去より未来に希望を見いだそうよ」とか言ってくる。この意見、処世術としては間違いなく正しい。しかし、ここで忘れてはならないことがある。
あなたはなぜ日本共産党に入ったのですか?処世術などに価値を置くなら、日本共産党に入党どころか、近寄ることすらしなかったのではありませんか?
と、処世術に価値を置き、日本共産党に近寄ることすらしなかったぼくちんは思うのだが、だったらなんでこんなことやってんのかという突っ込みはしないでね。理由を隠す気はないけど、説明に困るからw
ただ、そうした改革のモチベーションを維持するのに当blogが使われるのは全然OK。でもってヤメ共やヤメ共予備軍の方を中心に改革のモチベーション維持のための催しを現在計画中。この件に関しては、近日中に読者の意見をお伺いするエントリ立てます。こうご期待。