不破哲三「マルクスは生きている」発売

マルクスは生きている (平凡社新書 461)
著者：不破 哲三
販売元：平凡社
発売日：2009-05-16
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ということで、本日発売された模様。
私は買わないので、読まれる方は書評よろしくおねがいします。

Comments

[1. TAMO2]

久々に読書メモを書きましょうかね。

[2. キンピー]

あらま。
注文しちゃいましたよ。
的場本との比較になっちゃいそうですね。

[3. キンピー]

パラ読みしましたが、不破本を何冊が読んだ人は読み飛ばしてしまう部分が多いかも。
全体的には共産党路線の正しさを補強するための「書」という感じです。
「スターリンが全部悪い」とか。

でもまぁ所々面白そうな節があるので、ジックリ読んでみたいと思います。

[4. todo]

飛躍しますが「ナニワ金融道」の再放送見ました。
やっぱスゴイですね、思い話題だからこそ軽くみたいな意図は見えてもこの重量感。
で自由主義系、権力の魔性には鋭敏でもマネーの持つ魔性にはあまりに無頓着だった。
やっぱ、マルクスは必然だったのか、とも思いますね。

しかし、肉欲棒太郎とかスナック潮吹きとかあれはなんですか。東京にはありません。

[5. todo]

>思い話題だからこそ
重い話題

なんか便利なもの（権力であれ、貨幣であれ、原子力であれ、車であれ）はみんなアブナイといった平凡な結論に落ち着きそうで・・・
それも怖いなぁ・・・

[6. キンピー]

一章：唯物論の思想家マルクス
耳にタコ。あくびが出そう。
二章：資本主義の病理学者マルクス
これも同じく耳にタコ。今の金融危機に対して、グローバルな視点が欠けているが、先日の赤旗記事（中国との理論交流）のニュアンスでは修正されている様子。一応テレビも見るんだね。
三章：未来社会の開拓者マルクス
相変わらず都合の悪いことは言い回しを変えたり、すっ飛ばしたり。
そしてマルクス・エンゲルス - レーニン“のみ”を教科書にして、解説者の如く歴史を語ったら「こんなにつまらない話が出来るんだよ」という見本。
そりゃ100年、150年前の人に頼り切っていては、つまらなくもなるわな。

結論
不破本を何冊か読んだことのある人は、読む必要が無いと思います。
本筋では他の本と同じ。ちょっとしたエピソードに金を払うか払わないかです。