総選挙で衆議院議員になったらどれほどつけ上がるか、わからないということで

共産党の恥をさらすから、当選させない派
どんな恥をさらしてくれるか楽しみなので、当選させたい派

のどちらからも人気の宮本タケシ先生、人を釣るのが好きなようです。「蟹工船」について

映画では蟹工船の上での決起は、奴隷労働と監督のしごきに耐えかねた労働者が、怒りにまかせて起ち上がったかのような描かれ方になっていますが、多喜二の小説では、2人の学生、「吃りの漁夫」「威張んな」(あだ名)という4人の中心メンバーが選び出され、この4人から船上の全労働者に情報が伝わるような「たたかう組織網」がつくられていったことが描かれています。多喜二の小説ではストライキは組織されたものであり、決して自然発生的なものではなかったのです

ふむふむ、いかにも日本共産党の主導でなければ、労働者のたたかいはできないかのような印象を植え付けようとされていますが、ロシア2月革命は自然発生だったと知った上で書いているんでしょうかねw?

 最後に海軍の駆逐艦が近づいてきます。助けに来てくれたのだと「帝国軍艦万歳!」と大喜びで迎える労働者たち…学生は「しまった!」と気付くのですが、あっという間にストライキは軍隊によって鎮圧されます。映画でも海軍の駆逐艦が「蟹工船」の漁を護衛していることが描かれ、監督は「こっちにゃあ大日本帝国海軍がついているんだ」とロシア領海内での密漁さえ行うありさま…「蟹工船」は軍隊というものについても深く考えさせられる小説であり、映画です

いやはや、ここでも釣り針がしかけてありますね。いかにもソマリア沖を意識してますねw

この間、「海賊船対策」を口実に、再び自衛隊の護衛艦が、はるかソマリア沖にまで派兵されました。3月15日付「しんぶん赤旗」日刊紙に、海上勤務の現職隊員からの告発が掲載されました。その隊員によると、本来、軍隊は戦闘だけでなく、輸送、調達、医療なども合わせて自己完結しているものですが、自衛隊は「日通の限界が自衛隊の限界」といわれるように自己完結していないと言います。ですから、実は自衛隊は、訓練や作戦で補給を民間に依存しているのです

もう、勉強していないアフォ自衛官の言うことを信用する赤旗も赤旗というか、上記意味で「自己完結」した軍隊が現在いったいどこに存在しているか、タケシ先生に教えていただきたいものですな。エリア88なんて言っちゃダメですよwフィクションのエリア88だって、民間人のマッコイじいさんがいなけりゃ回らないんですから。

なぜ米軍が世界最大の物流業者と呼ばれるのか?その米軍ですら現代では戦闘すら民間委託する時代....ま、以下のような本など読んだことがないのが丸わかりのタケシ先生のいうことですから、時代の流れから取り残されていても仕方がないわけですが、まだまだ言うべきことが残っています。

外注される戦争―民間軍事会社の正体
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補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO)
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 しかし民間は輸送距離や危険性の判断で限界点があります。また自衛隊への協力を歓迎しない空気もあるというのです。しかし今回の海賊対策で、民間の船主側に大きな貸しができます。有事の際に民間は協力を拒めなくなるだろう、少なくとも今までよりも協力的になると自衛隊は踏んでいるといいます。「民間徴用の面でプラスになる」…これが自衛隊の読みであり、戦争態勢の強化にほかならないと語っています。結局、海上自衛隊も、蟹工船の時代の帝国海軍と軍隊としての本質では、いささかも変わりはないということのようです。

この程度で「貸し」だと本当に自衛隊が思っているとは、ぼくちんどうしても思えないというか、田母神俊雄なら考えかねないのかもしれませんが、むしろこの程度で「貸し」と思うメンタリティは、民間と言うより日本共産党、そしてタケシの願望のように見えます。

実際、筆タンの「 悩める日本共産党員のための人生相談には、そうした共産党員の願望が半年程度しかかなえられない現実が書いてあったりしますが、いつも筆タンにつけあがるなと言わんばかりに指導されていた宮本タケシ先生、そのあたりをどれだけ理解しているのか....してないだろうなw