週刊新潮12/18日号の特集「明日は我が身の『リストラ』大恐慌」の最後に、「『蟹工船』の次はリストラてぜ勢いづく『共産党』」という記事が掲載された。

党員が増えているの後に全労連も加入者を増やし、自動車会社の期間工の大量解雇が発表されると爆発的に加入が増えたという。

そして蟹工船と志位質問が党勢拡大につながったというオチャーの言葉の後に続くのは、しんぶん赤旗も読んだことのない、左翼思想を知らない人が入党していることの懸念である。

「昔だったら、共産党に入党するにはそれなりの覚悟があったけど、今は民主党などと同じ一政党だと思っているようです」とはオチャーの弁。

....ここの常連さんからも指摘がされているが、入党者がそんな状態で入って幻滅し、すぐやめる可能性も高い。しかし、このまま失業者が急増する状態になるとホントに入党者も急増するかも知れない。

共産党に入ることが社会的にどれほど不利になるかが、長年党員獲得の足かせになってきたわけだが、仕事クビになったらホームレスが現実化してくると、そんなことは言ってられない。失業者は頼れるものには何でも頼ろうとするだろう。

だがしかし、そんな人たちがわんさか集まった時に果たして今の党組織は新入党員たちの面倒を見きれるのか?下手をすると、党員が急増に耐えられず、党組織が崩壊する地方も出てくるんじゃないか?そんなことを思ってしまった...。