日本共産党の戦後秘史 (新潮文庫)
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たけし先生、最近でた兵本氏の文庫本に噛みついておられます。
労働者と資本家の階級闘争など問題にならなくなった今日、「社会主義」は完全な失敗に終わったことを認め日本共産党は一旦解散して出直せと主張し、「なんとかこじつけて新しい社会主義革命像を描き出そうというのであれば、日本国民は、この党を歴史のゴミ箱に叩き込むであろう」と結んでいます。この言葉は「平成20年9月、文庫版のためのあとがきにかえて」書かれたもののようですので、兵本氏のつい最近の認識だと言えるでしょう。
なるほど、社会主義というものを旧ソ連・毛沢東型に理解し、科学的社会主義の理論と学説の発展をかけらも理解しようとしてこなかった兵本氏にとって、今日日本の資本主義の高度の発展は「予想を裏切るもの」だったようです。しかし兵本氏は「すべてのマルクス主義者」でもなければ、本の内容からすれば、もはや「一人のマルクス主義者」ですらありません。
は?たけし先生、社会主義の理論の学説の発展なんか理解されているんですか?たけし先生の日記からは、もう何年も前から話題になっている「マルチチュード」も見かけません。不破本の丸写しじゃないかと思える文章は腐るほど読みましたがw。ま、2005年に中国の経済成長に気が付く方ですから、もう十年ほどしたら最近の潮流を理解されるかも知れませんw
そのような者が、何も「すべてのマルクス主義者」の名において語る資格などないのです。ましてや「平成20年9月」の時点で、「豊かな日本において階級闘争が意味を持たなくなった、社会主義の意味はなくなった」などと恥知らずにも「胸を張って」主張する時代感覚…日本国民が「歴史のゴミ箱に叩き込む」のがいったい誰か…今澎湃として沸き起こりつつある貧困と格差を打破する労働者のたたかいが決着をつけるに違いありません。
労働者のたたかいは、今とっても難しい局面にあります。勝利できるかどうかは予断を許しません。ただ、1つ確実なのは、労働者=日本共産党の支持者ではないことでつ。労働者がたたかいに勝利しても、変わらぬ日本共産党はあと十年で国政選挙の議席を無くすでしょう。
ま、それまでに、誰かさんが国政選挙の候補者を降ろされて、党からポイされているでしょうけどwww