筆坂秀世氏の新著「悩める日本共産党員のための人生相談」が、アマゾンによると好調なすべり出しのようである。
検索して書評を探しているが、現在TAMO2師匠の書きかけ(その1のみアップ。続きがある)以外に今のところは見つかっていない。
もちろんこの本、実際に読むと内容は確かに濃い。普通の人生相談本と違って、この本の場合日本共産党の体質が党員の悩みに直結しているわけで、その分踏み込みも深くなっている。批判の多い党中央の立場にも一定の理解を示しおり、極力公平さを保とうとする著者の意図もうかがえる。
しかし、それだけに絶望的な状況も活写されているから、読んで頭を抱える読者も多かろう。たとえば、しんぶん赤旗については
1.おひざ元の渋谷区ですら赤旗の配達がキチンとできていない
2.新聞を増やしても、誰が配達するんだ?が問題になる
3.配達・集金をする人の平均年齢は70歳くらいだろう。
党員は必死でやっているのに、しんぶん赤旗の魅力がないところに、マンパワーの絶対数が不足...このままでは10年もしないうちに破綻するだろう。
個人的には、よくこんな状況で志位タン、委員長やってられるなと思ふ。
弾圧よりも、内部から党が崩壊する方がよほど怖い。
検索して書評を探しているが、現在TAMO2師匠の書きかけ(その1のみアップ。続きがある)以外に今のところは見つかっていない。
もちろんこの本、実際に読むと内容は確かに濃い。普通の人生相談本と違って、この本の場合日本共産党の体質が党員の悩みに直結しているわけで、その分踏み込みも深くなっている。批判の多い党中央の立場にも一定の理解を示しおり、極力公平さを保とうとする著者の意図もうかがえる。
しかし、それだけに絶望的な状況も活写されているから、読んで頭を抱える読者も多かろう。たとえば、しんぶん赤旗については
1.おひざ元の渋谷区ですら赤旗の配達がキチンとできていない
2.新聞を増やしても、誰が配達するんだ?が問題になる
3.配達・集金をする人の平均年齢は70歳くらいだろう。
党員は必死でやっているのに、しんぶん赤旗の魅力がないところに、マンパワーの絶対数が不足...このままでは10年もしないうちに破綻するだろう。
個人的には、よくこんな状況で志位タン、委員長やってられるなと思ふ。
弾圧よりも、内部から党が崩壊する方がよほど怖い。
基本的に、無理をさせている党(中央)への批判が基調なんですが、それでもなお「それをしなきゃあ共産主義政党としてあかんやん」という点ではご無理を党員にお願いしていますね。
正直、そういうのも分かるだけに辛いです。
でもやっぱり、無理はいけないよ。少なくとも、選挙における無理は回避して欲しい。
「選択と集中」。不景気ですしね。