せこいなぁ……共産党に世襲はないだって？

テレビ朝日系の番組が、日本共産党の衆議院議員に世襲政治家がいるとしたのを訂正したというニュース。

実際はゼロだというのだが「世襲政治家『共産党はゼロ』テレ朝系番組が訂正」つーのは、明らかにな間違いだな。あくまで衆議院議員の世襲がないというだけ。実際には志位和夫からして親が党幹部なんだからw

Wikipediaの世襲政治家一覧によれば、日本共産党の世襲政治家は四人いることになっているが、市議レベルだとほかにもたくさんいそうだし、これからも増える公算が高い。

だって、民青同盟の凋落に代表されるように若い党員が枯渇しつつあるから、親が党員なんて党員も多いからだ。もっとも、そんな場合でも共産党は言うだろう。

党内で民主的な手続きを経て選んだのですから、世襲ではありません。

Comments

[1. 国道134号鎌倉]

　皆さん、こんにちは。国道134号です。
　共産党の世襲政治家の件につきましては、今日(10月5日)、Wikipediaの世襲政治家一覧からも削除されました。午前中は記載があったのですが。
　共産党は何か圧力をかけたのでしょうか。
　共産党は、質の低下に目をつぶっても世襲を拒否するでしょうね。でも、深刻な人材難という現実に目を向けるべきでしょう。

[2. busayo_dic@管理人]

あはは...対応早すぎw

>共産党は何か圧力をかけたのでしょうか。

それはないでしょう。Wikipediaは誰でも編集できますので、党の忠犬が書き換えただけでしょう。

それにしても当方へのリンクといい、忠犬がwikipediaを書き換えると荒れますな。事実を書かれるのが、そけだけ都合が悪いということです。

[3. 道草クー太郎]

　世襲批判の要点が「政策能力や人格への評価抜きに自動的に２世が議員に納まる」ことにあるとすれば、世襲批判は２世議員本人というよりも、彼を議員に選ぶ地元有権者・地域的利益共同体内部の政治的秩序に向けられたものだと思います。世襲批判はローカルな秩序をグローバルな新秩序によって駆逐するという点で、新自由主義と類似した流れを感じます。

　しかし、地域的利益共同体に世代を超えて指定席を頂いている共産党議員の家系なんて本当にいるのですか？　いるとすれば全党の見本にするはずなんですが（笑）

[4. busayo_dic@管理人]

>地域的利益共同体に世代を超えて指定席を頂いている共産党議員の家系なんて本当にいるのですか？

いないでしょう。あるのは党組織の中での指定席でしょう。
ただ、マジに痛かったようですね。↑の対応の早さを見るとw

[5. JGB]

地域的利益共同体ではムリでしょうが、党派的利益団体内部での指定席があるのですよ。

週間ダイヤモンド８月３０日号の特集「下流の子は下流? 格差世襲」P６９で、衆議院議員の世襲実態が載ってます。０５年時点と若干資料が古いですが、共産は９分の２名。無所属を除くと、世襲比率は２２.２%で公明、社民より上でした。同特集では地方公務員や教員の世襲問題も大きく書かれてますが、このへんは(他党もそうですが)、共産党の隠れ世襲もまあまああるかと。この雑誌はけっこう売れたので、もう消せませんネw

つーか、福祉系や民医連系まで広げれば、共産コネだらけだってば。

[6. らんらん]

世襲というかいかに党に忠誠心があるかどうかですね。専従などの待遇を低賃金、長時間労働を労基法なども持ち出して批判するのは、もってのほか。「革命」のために自己犠牲の精神ですね。消費税に反対しても供託金募金は、文句も言わず納めてもらわないと。親をみて育った子どもは、両極端に走るみたいですね。子どもは、洗脳状態でカルト化、より忠誠心の強い世襲党員になるかまたは・・・・。

宮顕の息子の太郎氏が、民主党系のイデオーローグなのは、党にとってよかったですね。さぞ親と家庭教師（東大のシイとかいう言う学生だったかな？）が優秀だったのでしょうね。

[7. 静御前]

共産党界隈はどういうニュースにしろ八百屋の長兵衛だらけですね。

共産党は選挙では八百長ができませんから、敗戦ばかりですが・・・
赤旗の記事には「健闘」しか見当たりませんが。

あることをないことに、ないことをあることに。の常習だと受け取っています。

[8. ＦＫ]

〜世襲政治家「共産党はゼロ」〜
は、典型的なしんぶん赤旗の「偽装タイトル」ですね。
また、記事中の〜衆院議員の「世襲政治家はゼロ」〜と〜「衆院議員の」世襲政治家はゼロ〜とでは明らかに一般有権者が受け取る印象が違ってきます。これもお得意の「印象操作」記事ですね。

しんぶん赤旗は一般有権者をナメていると思います。

[9. ＫＹ]

　「世襲」といっても一応日本（や欧米諸国）は選挙民の「洗礼」を受けているのですが・・・
　マスゴミは金豚親子の「世襲」と意図的に混同しているのですね（棒読み）。

[10. 静御前]

　世襲といえば天皇制度。歌舞伎、芸能。２世、３世は世襲の世でしょう。
　天皇は憲法で保障されてますが、それが無意識に国民の中に慣例化しているのでは？

　日本は個の確立。親とは別の人格、個性を育て得ないという点では、教育の中に問題点があるのでしょう。大分の教育委員会の事件も似たようなもの。

　共産党はシステム自体が独裁を許容する。世襲とよく似ています。「正論」で筆坂さんが共産党員独特の自己犠牲のことを書いていますが、そのうえに党が成り立っているような共産党の組織造りは、日本人独特の自己犠牲の精神と重なるように思います。世界のどこにもない共産党組織といえるでしょう。それは靖国で会おうという自己犠牲の上に、日本が敗戦したごとく、決して組織の発展はないと思います。

　流行の勝手気ままな自己主張ではなく、自己犠牲によって成り立つ党ではなく、自己の確立（義務を果たす）の上での集合体になってほしいところ。

[11. 'A`U]

　幸か不幸か、支那でも北鮮で「も」選挙制度が既にあり、金正日も選挙民の「洗礼」とやらを受けて選出されていますのでどこぞの誰かさんたちと大差があるのかは甚だ疑問です(大本営発表の情報操作でどこぞの政党を無謬と信じたり、しがらみに縛られて投票した人民が背後にあるという意味でも、おそろしいほど構図は同質ではないでしょうか…幸いにしてそれがマイノリティーか、マジョリティーかの違いだけはありますが)。

　事実を直視せず、好都合な偏見で他者を否定し、ひと様を金「豚」とかマス「ゴミ」呼ばわりできてしまう(ほどに自身は立派だと思い込める)センスの先に粛清があることを思えば、やっぱり似ていると思います。

[12. やりちゃん]

>静御前どの

靖国で会おうという自己犠牲が大東亜戦争の敗因では決してありませんね。順風満帆とはいきませんが、日本は滅びずに生き長らえています。

>天皇は憲法で保障されてますが、それが無意識に国民の中に慣例化

順番が逆です。国民の総意が成文化したものが条文である、というのはむしろ護憲派諸氏の論ではありませんか。

>世界のどこにもない共産党組織

これには同意です。冷徹なテロリスト、細胞にはなり切れなかった。ゆえに何度も何度も特高に潰された。彼らもまた日本人だったのでしょう。

[13. 静御前]

＞>天皇は憲法で保障されてますが、

話の流れとしては「天皇の世襲」という意味です。
どうにか男の子は確保できましたが、一夫一婦制では世襲は無理。めかけ制度（私から見たら自己犠牲の１つです）なしでは存続不可能。護憲諸氏の論など読んだことがないので悪しからず。
＞日本は滅びずに生き長らえています。

「戦後のドミニカ移民いう棄民政策。戦前のブラジルも。女子はドミニカに着けば即売春宿に売り飛ばされたとか。中国残留孤児は満州、新疆ウィグル地区への棄民政策の結末、兵隊の多くは餓死。軍隊による棄民でなくて何か？明治の時代日本郵船で多くの貧しい家の女子を集めての人身売買及びアヘン売買」時代は前後しますが、国家が国民に自己犠牲を強いた戦前の名残もありや。
今も国の政策により多くの自殺者を出して、のうのうと生きている私たちがいます。
＞細胞にはなり切れなかった。ゆえに何度も何度も特高に潰された。彼らもまた日本人だったのでしょう。

何のことかよく分かりません。

[14. 静御前]

＞やりちゃんさま

読んでいただいてありがとう。共産党用語は皆目分かりません。すみません。

[15. やりちゃん]

>静御前どの

側室が自己犠牲である、というご指摘には興味深いものがありますが、例に挙げられた棄民は、どれも強いられたとされているものばかりで、自己犠牲とはまた異質なものではないでしょうか。御前は>>10.のコメントでは自己犠牲は悪弊と評されているやに読めますが、

>自殺者を出して、のうのうと生きている私たち

からは、むしろ「我、これに続かん」という気概すらにじみます。

これらの混乱が私の投稿によるものであるならば、率直にお詫び致します。自己犠牲を強いるような社会は私も望みませんが、国に殉ぜられた方々を涜すような言葉を読みたくありません。

※やりちゃんに敬称は不要です。

[16. 静御前]

＞国に殉ぜられた方々を涜すような言葉を読みたくありません。

世襲から離れますが。
認識が違うということです。
靖国で顕彰されている方々は、戦前の日本国に殺された方々です。原爆投下に爆死した人々。たけしどのがお参りしている大阪京橋で爆死して埋もれている人々。どのような死に方でも国家の名において戦死された方々は国家に殺された人間の群れであり神ではありません。
天皇世襲のために国体の護持の象徴として祭り上げられた靖国の戦死者たちが、未だに国体の護持に利用されているのは結果として物言えぬものを犠牲にしていると考えます。疎い国民性です。混乱はしてません。国の成り立ちを調べれば、実に多くの犠牲者たちが何も知らず国の政策により犠牲になる結果をどうにかしたいと考えているだけです。国家が保身のため戦後のパンパンといわれる女性は国策で生まれました。
自己保身のためにはキンピーさんを放り出す共産党も同じ穴の狢です。

[17. やりちゃん]

日本の統治形態は宗教的正統性を背景にしているが為に、対抗暴力へ至らず、時として自己犠牲という結末を生む、という分析は可能かもしれません。筆坂本に登場した自己犠牲を払った方々は、一方では日本共産党に集団としての意義を見出していたのでしょう。ところが被爆者や街娼の方々が核兵器や性の商品化に正統性を感じていたとは到底思えません。

自殺者の増加は由々しき問題です。御前は個の確立を処方箋に挙げられました。仰る通り、「死ぬしかない」という観測において、観測者自身が精度を高めれば、「死ぬことはない」というデータを計測することもできるかもしれません。私は、周囲との紐帯を再生することにより、能力の高い者と観測を分業化したり、観測行為自体を相対化することも可能なのではないかと考えています。結論を書いてしまうことは自分のブログでもできますが、できれば、やぶれかぶれではない討論から刺激を受けてみたかった。

[18. ＫＹ]

　＞戦前の日本国に殺された方々

　内戦でもあったわけでは無し、当時の日本はどこの国と戦ったんだ？
　歴史のイロハも知らない人が「国家に殺されたの」だの、「国体の護持に利用されている」だの知った風なことを安易に抜かすんじゃねえよ！　「撃とう国民性」だの、高みに立ったつもりの批判なんて笑止千万。
　静さんの屁理屈が罷り通るなら、他国の戦死者も「国体の五時のため」に利用されているはずだが、その点には全く批判的な言及はない。
　共産党を批判しているようで、結局自国が「何となく嫌い」の解読費脳名心理状態に基づいての投稿としか思いませんね。

[19. ＫＹ]

　訂正：撃とう→疎い

[20. TAMO2]

アカの小林多喜二は特高に殺されたと思いますが。

あと、右翼も多数日本国家に殺されていますなあ。

[21. TAMO2]

出張の折、靖国によく参拝するが、今度はこっちにも行こうっと。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-04-15/12_01.html

[22. やりちゃん]

立場によっては、「戦前の日本国に殺された方々」という考え方もあるのだろうと思います。そこまでは否定しません。

「進んだ欧米に習い、個の確立が達成されれば、自己犠牲は回避できる」というのが御前の論です。そこに「殺された方々」の話を混ぜこぜになさっているので、「何となく自国嫌い」という評を生んでしまっています。明確な混乱が認められますので、論理を整理する必要があります。

個が確立している人でも、集団の正統性を認めていれば、自己犠牲の道を選ぶことはあります。

※棒読みしないKYさんを初めて見ました。熱い方だったんですね、意外と。

[23. 静御前]

＞「戦前の日本国に殺された方々」
言葉が足りなくてすみません。靖国といえば、維新、日清、日露、日中(これは事変と中学の時は習いましたが最近は戦争だと書かれています）太平洋戦争と、戦前の戦争死という意味です。一回一度でコメントを終わらせたいので言葉足らずはすみません。国家に殺されたといえば幸徳秋水を調べると大逆事件にかかわる人はほとんどクリスチャンであった、というところから「聖書」にかかわり、向坂逸郎に学んだという人たちから伊藤野枝全集を読めといわれ、青鞜社を知り、雷鳥を知り、ボーボワール、ヴェイユに行き、これは（マルクス思想を生んだ土壌）キリスト教は一体何かとという疑問を持ち、イスラム、ユダヤもかじり、聖書は私の一生のテーマにしております（にしては読み込んでいない）。労働者より１人の女性として世の中を見る。それを選びました。
＞自己犠牲の道を選ぶことはあります。

選んだのならそれは一番いいことだと。ただ理論の奴隷にはなる必要はないと周囲の党員の方々に感じます（今は直接は絶縁した）。筆坂さんをはじめ直接ではないにしろ出会った方々を無にしない生き方をしたいと思っているだけで、ここに書いています。

[24. 道草クー太郎]

　幸徳秋水など明白に国家によって殺された人々は何人も挙げられるわけですが、一般論としては国家と国民をあっちとこっちに分けて「殺した側（加害者）」「殺された側（被害者）」にきっちり分けるのは難しいと思いますね。戦争にしても国民多数の支持無くして遂行できないわけですから。加害者/被害者への単純な分断の一番よろしくないのは、（結果の良し悪しに関わらず）人民大衆の主体性や責任を否定してしまう点です。そこから導かれるのは「人民の上に立って人民を善導し、人民を護持する正しい国家」という方向性であって、人民の人民による人民の政治…では有り得ない。

[25. ＫＹ]

　＞熱い方だったんですね。意外と

　いやいや、今読み返すと勢いに任せた部分もかなり有りますし、何よりも誤字脱字だらけなのに確認もしないまま投稿してしまい、お恥ずかしい限りです。

　＞静御前様

　先だっては、勢いに任せて無礼な物言いをしてしまい、こちらこそ失礼しました。私が言いたかったことは道草さんが書かれたので詳細は省きますが、国家と国民を完全に分離して物事を考えることは困難だと思います。ただ「人民大衆の主体性や責任」について明確にしたがる国家・国民はないでしょうね。特に戦争屋過去の植民地支配については。ドイツはユダヤ人迫害を全てナチスの所為にして（戦後憲法で、過去に自発的に支持しておいて『自分達もナチスの被害者』と明記しています）、かなりの人数の元ナチス関係者が法曹界に復帰しましたし、所謂欧米諸国の「旧列強」もＡＡ諸国に対して行った植民地支配を謝罪するつもりは毛頭有りません。中国も、カンボジアの新政府にポルポトの虐殺に手を貸したことの責任を追及されるとしれっとして「お互い未来志向で行こう」とまるっきり謝罪も弁明もせずスルーしました。
　長文になりそうなので、一旦終わります。続きは後ほど。

[26. ＫＹ]

　続けさせていただきます。
　ドイツの例をとっても、ニュルンベルク裁判の他に、旧西ドイツはナチス犯罪者の追及を行いましたが、その基準が「ナチス時代の法に照らして合法か否か」だったので、それに引っ掛かったのは収容所送りの決まったユダヤ人に暴行を加えた看守達で、ユダヤ人の収容所送りを決定した裁判官など、実際の責任者は追及されず、結局ナチスの「頂上と底辺」がトカゲの（頭と）尻尾切りの如く扱われただけでした。端から見れば卑怯ですが、もし「ユダヤ人迫害は我が国の責任だ」とドイツが認めたら今度はドイツが同じ目に遭う恐れがあると、戦後のドイツは恐怖したのかもしれません。そこで「責任はあくまでナチスにあるが、その代わり被害者に対する補償は我々が肩代わりする」という形でナチスによる被害者に対する補償が行われたのであり、ドイツは日本と違って戦後何処の旧交戦国とも講和条約を結んでいません。「旧列強」も同様で、迂闊に旧植民地だった国々に謝罪などしようものなら最悪国家破産です。国際的には謝罪＝賠償なのですから。中国を含めた諸外国は日本をきっと「反面教師」として見ているでしょうね。

[27. ＫＹ]

　連投して恐縮ですが、これで終わります。
　彼らはきっと「何故日本は安易に謝罪なんて国会決議までするのだろうか？」と奇異の目で見ているでしょう。或いは「責任と言う意味を解っているのか？」と思われているかもしれません。そういう意味で、捏造された証拠や証言に飛びついてまで自国を糾弾するサヨクの皆さんは「謝罪と賠償をして責任を取るべき日本人」の中に自分達を勘定に入れているとは考えられません。何せ慰安婦問題で悪名高い与太話の「吉田証言」の1つも訂正・撤回できない人たちなのですから。いや彼らの脳内には、「責任という概念はは自分達には無関係」という倒錯した理論がインプットされているのかもしれません。しかしそれ以前に（無学な私にとっては）「責任」の概念が曖昧なので、これについてはまた改めて論じてみたいと思います。

　最後に、今までの私の投稿の（恥ずかしいｗ）誤字表記を訂正させていただきます。

　撃とう国民性→疎い国民性　国体の五時→国体の護　持　解読費脳名→解読不能な
　特に戦争屋過去→特に戦争や過去

[28. 静御前]

詳細に書いていただきありがとうございます。
＞「人民大衆の主体性や責任」

人民大衆とか、分子とか細胞とか、そういう単語が入るとアレルギー反応を読めなくなる、文章が理解、把握できなくなるということをお断りしておきます。

＞「何故日本は安易に謝罪なんて国会決議までするのだろうか？」

この点を私が疑問に思うとしたら、戦争責任をなんら取らない天皇がいるからと考えます。
鬼塚英昭作「天皇のロザリオ」を読んで、ま、大正天皇は種無しだったと。では天皇と今の宮家は何だ？
それも本に書いていますが。
世襲とは何？本当に世襲か？その当たりからはっきりさせたいものです。

時間がないので今日はこれで失礼します。

[29. 道草クー太郎]

>人民大衆とか、分子とか細胞とか、そういう単語が入るとアレルギー反応を読めなくなる、文章が理解、把握できなくなるということをお断りしておきます。

「私は理解したくありません」でいいじゃない（苦笑）

[30. 静御前]

＞「私は理解したくありません」

理解できません。です。読みません。

もともと活字は好きではありません。すべる単語が入っていると読むのをパスしてきました。そういう本は私にとって必要がないものですから。

ある作家から「共産党系はインテリじゃないと理解できないから、無理をすることはない。好きなものを読みなさい」のアドバイスに。

道草さんのようにインテリじゃないから、安心して全く読んでこなかったので、疲れ果てるのです。疲れてまで読む必要はないと。

ＫＹさんのコメントには、カイロ、ヤルタ、ポツダムと、米国がそれぞれの国と個別に秘密会談をした光景を思い浮かべています。隷属国家日本にするべく。そのうち書きます。たいしたことは書けませんが。

[31. 道草クー太郎]

　インテリのくせに非インテリを装う人の「人民大衆」観に興味があるなぁ。あ、禁句だっけ。

[32. やりちゃん@七生報国]

>静御前どの

「人民大衆」は、取り立てて特殊な用語でもなく、市民や国民などと幾らでも読み替えが利きます。多少のニュアンスのブレはあるかもしれませんが。

私がたまたま用いた細胞という単語にしても、「冷徹なテロリスト」と併記されたもので、読み飛ばしても大意は伝わる筈です。

私の文章はともかく、クー太郎どののコメントは、あなたのやや捨て鉢気味な書き込みに対し、正面から応えたものでした。煽るだけ煽っておいて、何やかやと理由を付けてはレスポンスに向き合おうとしない、というのは「甘え」ではありませんか。これらの態度と、あなたの提唱なさる個の確立には著しい矛盾が認められます。

あなたの忌み嫌う帝国軍人にもここまで礼節を欠いたケースは稀だったのではないかと思います。

[33. 静御前]

＞あなたの忌み嫌う帝国軍人

ここを開けた途端、忌み嫌うとか強烈な言葉が目に飛び込みましたが、いったいどこからそんな言葉が導き出せるのですか。教えていただければありがたいですが。

道草さんに話したことは事実です。作家は「橋のない川」の作家住井すゑさんです。３０年前ですが、部落問題が全く分からず、そのことを話すと、共産党員が書いた部落問題に関する新書（大きさ）と、部落の歴史に関する学習のためにもう１冊を住井さんが「あなたなら読めます」と励ましていただいて、読み進めました。歴史はこなせましたが、新書はどうしても進まない。１週間悩んだ挙句、住井さんに応えられない自分を住井さんにさらけ出したら、笑って「あなたの言うことは分かります。読めなくて・・・」といって、その代りに１０冊ほど読みやすいものを出してくれました。それ以来読んでいません。ノーベル賞受賞者で英語が大嫌いなのと一緒です。それ以後住井さんのお宅の図書館に自由に入れて、読み漁りましたが、その手は抜かして読みました。水平社年鑑に強力な推進者のなかに同志社大学総長だった住谷悦治氏の名前を見つけた時はうれしかったですね。
甘える？正直に書いて逃げているというならこれで打ち切ります。

[34. 恩讐の彼方]

＞鬼塚英昭作「天皇のロザリオ」

この本も著者のことも知らなかったのですが、興味深そうな内容なので検索してみました。すると、何やらこの本（と著者）の周りには陰謀論好きの方々が集われているようで一寸、いや大いに気になったのですが・・

取り上げているブログには副島隆彦（アポロは月に着陸しなかった説）とかオータドラゴン（説明不要？）なんていう名前がよく出てきて、オイオイ！

勿論この著者が陰謀論者で著作が陰謀論であるかは、未読の私には判断不能ですが、何やらその手の人々を引き寄せる魅力はありそうです。

図書館で探して読ませていただきます。

[35. わくわく44]

側室は、昭和天皇のときに持ち上がったことがあったそうですね。
昭和天皇も、なかなか男子が生誕しない上に「宮中某重大事件」の余波もあって、側室を勧めたことがあったのですが、「私は良宮がいい。私には三笠さんも高松さんもいるんだから。」と断りましたね。

皇太子がひとりで国内外を訪問する状態について、雅子妃を西尾氏が批判していましたが、元々、祭事はもちろん、インフォーマルでも、基本的には、皇室が夫婦揃って出席というのは、大正天皇まではなかったのです。

昭和天皇が、非公式行事は、よほどのことがない限り、原則として夫婦が揃って出席するようにしましたが、意外なことに、「現人神」とされた戦前に、昭和天皇の意思で始めたんですよ。「二度と私に側室の話をするなよ」というメッセージだったんでしょうかね・・・。

[36. 静御前]

＞陰謀論好きの方々が集われているようで一寸、いや大いに気になったのですが・・

大いに陰謀論者が好きそうな場面がありますね。

私は、千代田遊郭（徳川時代は大奥）の存在を知ったことがこの本を読んで有意義でした。遊郭(所在場所、実態など）についてもかじったことがありますが、一般の図書館には千代田の存在を書いたものはありませんでしたから。それでこの分厚い本を一気に読めました。

住谷さんが、数十年前に「勅語で一夫一婦制を唱えながら、天皇の周りには妾がかなりいた」と書いていた記憶があります。それとぴったり一致する。ドラマの篤姫が大奥に入るまでに何回か養女になり、身分を変遷、出所を分からなくするのが興味深い。

昭和天皇と直結する右翼(暴力団）の成り立ちも興味深かったですね。敗戦がなぜ８１５まで延びたか、原爆はなぜ広島、長崎かについても。
キリスト教のとらえ方は？という箇所はありましたが。
＞（説明不要？）
何ですか？

[37. やりちゃん]

陰謀論フリークの皆さん、こんにちは。やりちゃん@国道51号線より上映会のお知らせです。

「天皇伝説」
渡辺文樹監督作品
とき：2008年10月16日
ところ：横浜市開港記念会館
住所：〒231-0005　横浜市中区本町1-6
電話：[phone]

ずいぶん前に、私の住む小さな街にも彼の映画がきたことがあります。不気味な張り紙で、一体何事かと思いました。まだやっていたのか…。

[38. 静御前]

＞わくわく44 様

作家の家には右から左まで訪問者がありました。
訪問者と作家との対談をたびたび聞く機会がありました。その中に宮さんと、天皇の話がありましたが、あくまで話に出くわしたことは又聞きになるので、書くのは差し控えます。もっといろんな側面から聞いたり読んだりしていただければという感想です。

雅子さんについては、私の経験からの推測ですが、重病です。治療するには環境が悪すぎます。
ご夫婦で海外訪問は、行って体調を崩して、雅子さんだけ帰っても非礼にはならないでしょう。 問題は雅子さんが非礼をした、失敗したと思いこみ、重大な結果を招きかねないことが、皇太子おひとりでの訪問となっているのではと推測します。
子どもさんの海外留学ということで、雅子さんが同行でもできればいいなと、考えています。重病人に税金がかかるだのと言ってられないでしょう。心痛む話です。

[39. わくわく44]

静御前様

あ、いえいえ、雅子妃を批判したかったんじゃないんですよ。むしろ、その逆ということで。
「非礼した」「失敗した」という批判に対して、「いや、別に非礼でもないし失敗でもない」ということを言いたかったわけで。

環境を改善して療養に努めるならば、静御前様のおっしゃるように海外での静養がベストでしょうね。それこそ静養を兼ねて、海外での慈善事業や環境保護等に、日本のそれを繋ぎ合せる「シンボル」になっていただければ、私はすごくいいと思いますよ。

批判したい人からすれば「税金がかかる」とか、そういうのもあると思いますが、皇室批判を繰り広げる人ってのは、常に批判のネタを探しているだけですので、私はそれに与みしませんから。

[40. 恩讐の彼方]

説明不要のオータドラゴンとは太田竜のことで、嘗てはドラゴン将軍などと呼ばれた過激派の指導者（第四インターＢＬ派＝武装蜂起準備委員会！←好きだなあ、こういうセンスｗ）、今は超トンデモな陰謀論者です。
余りお近づきにならない方がよい御仁ですが、興味のある方はこちらで↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E9%BE%8D

ここの管理人氏もよく知る人らしい（？）船井幸雄尊師とも共著を出版されております。船井さんも、もう宗教家にでもなられた方がよかろうか、と。あ、もう宗教家か。