日本共産党は、21世紀の早いうちに民主連合政府を作って政権入りすると宣言しておるわけですが……志位委員長が総選挙後の首班指名について

 番組は、次の首相には麻生太郎自民党幹事長と、小沢一郎民主党代表のどちらがふさわしいかの世論調査を示し、「麻生か、小沢か」の議論に移りまし た。小沢氏の支持が低かったことから、菅直人民主党代表代行は「大統領選とは違ってチームとしての評価が問われる」などと発言しました。司会者から「(総 選挙後の)首班指名で小沢さんに入れることはないのか」と問われた志位氏は、次のように答えました。

 志位 私たちは、政権の問題は(民主党と)考え方が違いますから。例えば消費税の問題、憲法の問題、考え方が違いますから、政権の 協力という条件はありません。もちろん、野党間で「後期高齢者医療制度」の問題は撤廃で一致していますから、こういう協力は大いに重視していきたいと思っ ていますが。

 先ほど、フリップで出たんですが、どちらが首相にふさわしいかということも一つの問題ではあるでしょうけれども、やはり、それよりも、政治の中身をどう変えるか、中身の転換ということをよく見きわめて選ぶ必要があると思うんですよ。

中略

 やはり、去年の「大連立」騒ぎがあった。ともかく、小沢さんと福田さんがいったんは連立政権をつくろうと(合意した)。それで首班は福田、副総理 は小沢と、これでいこうじゃないかといった意味は、やはり重いものがあって、両方の党に大きなところで違いがないというのを、国民のみなさんが感じだして いると思うんですよ。

 私は、政治の中身を変えないで、政権の担い手だけ代えても、日本の明日は良くならない。やはり政治の中身を、財界・アメリカ(中心)から国民中心に変えると、ここがカギだと思います。

すぐそこにきているかも知れない与党入りの可能性を、自ら摘む日本共産党委員長でありました。日本共産党は「たしかな野党」を標榜しておりましたが「永遠に野党」に変えられたのでしょうかw?