たけし先生の発言の特徴のひとつに、ブーメラン効果があります。人が特定の発言や行動を行うと、品がないだの言行不一致などとおっしゃるのですが、自分が同じことを指摘されると知らんフリw....だから岳志オチはやめられない。

ということで今回は橋下知事の「クソ教育委員会」発言にお怒りです。でもたけし先生は過去に「チンケ」連発されたり、自民党総裁選を三文芝居扱いなど、言うこととやることが違うので有名でつw

ま、それはともかく府立国際児童文学館について書いておきますか。同館は児童文学者の鳥越信(文学者として高い評価は、ぼくちんしないが)の児童文学コレクションが寄贈されたことがきっかけで作られたわけだが、資料の収集保管のために、こうした施設はあった方がいいと思うし、残せるなら残すべきだと思う。

しかし、火の車の財政ではこうした施設を維持できないというわけだ。だったら、入館その他にカネ取ったらどうか?と思う。あるいは民営化だ。

分野は違うが、日本には大宅壮一文庫という民間の専門図書館がある。メディア業界を中心に多くの来館者があって経営が成り立っている。児童文学の書籍としての市場規模はそれほど大きいわけではないが、児童文学に関心のある人はかなり多い。

実際、府立国際児童館も主催者の1つでもあるニッサン童話と絵本のグランプリでは毎年3000もの応募があると言う。なわけで、カネをとるようにすれば、うまく行くと文学館が独り立ちできるし、できなくても財政支出は減らせると思うのだ。

とまぁ思いつきを書いたけど、存続か統合かと対立するよりも、どうやって蔵書という資産を維持するのかもっといろんな議論があっても良いと思うけどね。