在日米海軍が、原子力空母のPRマンガを作って、今月22日、空母ジョージ・ワシントンの一般公開の時に無料で配るのを批判する記事。

いつものパターンではあるのだが、今回はマンガが関係しているのでちょっと触れておくと、こんな記述がある。

まんがは大阪書籍が受注、担当したのは防衛省の「まんがで読む防衛白書(18年版)ほ執筆した漫画家です」……隠しているようで載っている写真を見たら佐藤晴美作・かづさひろし画なのは明白。

こうした素材を扱うことでは、「ゲームセンターあらし」のヒットで知られるすがやみつる氏が、業界から干されるのを覚悟で原発PRマンガを描き、確か案の定干されたと書かれていたのを記憶しているのだが、問題なのは、漫画家にそうした圧力をかけるのを、この人たちはヘーキでやりかねないというか、やることだ。赤字の引用は、そうした連中の常套句w

いかなる言論であれ、マンガ表現であれ、表現の自由はあるわけで、児童ポルノだろうが原子力空母PRだろうが、そうした表現を行うことで弾圧は許されるべきではない……ということで佐藤晴美・かづさひろし両氏の勇気を讚えたい。