自民党がNHKの番組を偏向攻撃したとの記事

礒崎議員がやり玉に挙げたのは、NHKスペシャル「セーフティネット・クライシス 日本の社会保障が危ない」(五月十一日放送)。仕事を失い、国民 健康保険料が払えず保険証を取り上げられた結果、医療が受けられずに亡くなった男性や、介護保険制度の改悪で必要な介護が受けられなくなった七十代の女性 の姿を映し出し、今の社会保障制度について迫った番組です。

 礒崎議員は「保険料の減免制度もあれば、医療扶助もある。制度上では医療をうけられないことはない。保険証の取り上げと死亡の因果関係を検証したのか。きわめていいかげん」と述べました

北九州市での事例から見ると、それ以前に役所が減免や扶助の仕事をキチンとしたかをまず検証しなきゃならんだろ……と思ったらこの人元自治省の役人じゃん。道理でwww

 さらに「政治的公平の観点から問題がある」とし、番組冒頭に出てきた二つの病院が「民医連に加盟し、日本共産党と深い関係にある。偏った取材である」と決めつけました。

 これらに対して、山下議員は「こうした番組から、政治の責任と役割を重くうけとめるならともかく、あたかも取材先に問題があるかのような発言で、番組制作を委縮させるような行いこそ、公正性を欠き、政治介入になる」と厳しく批判しました。

こういう番組で、民医連が紹介されるのは別に構わないし、「民医連」をテーマにした番組をやっても私はいいと思っているが、この企画で二つの事例どちらもとなると、それは問題だろう。実際は、取材する側がネタに困って「民医連さん、ほかにネタありませんか?」と振ってそうなった可能性が高いと思う。民医連に罪はないけどね。

それにしても山下よしきタンの反論は弱いねぇ。後についている解説も

礒崎議員が攻撃した病院は、無保険で担ぎ込まれた患者の相談に乗っている現場です。番組が、取材の過程で国のセーフティーネットからこぼれおちた人々に手をさしのべている現場を取り上げるのは当然のことで、そこに批判の矛先を向けることは本末転倒です。

として、民医連系の病院であることを認めている。
「二つとも民医連系の病院?おっしゃる通りですが、だからどうしました?カネがなくてどこも受け入れてくれない患者を受け入れていることが悪いとおっしゃるのですが?そんな病院が他にあるならぜひ教えて下さい」
それくらいの啖呵を切ってもいいよ、こういう場合。

もっとも、それで民医連が注目されるといろいろ不都合があると言うなら別だけどw