早川氏を長年支持してきたという方から「我慢ならん」と情報提供があった。以下要旨

群馬県の共産党にとって、早川議員はなくてはならない議員であった。前橋の市議を5期、前橋選出の県議も5期というベテランである。その上、前橋市議会選挙は統一地方選と時期が違うので毎回「全県集中」すなわち全県から人員を投入する力の入った地域である。もちろん、そんな地域の唯一の県議である、早川議員が重きを置かれないはずがない。


早川議員の「借金」といわれるものが本人自身のものではなく、生活と健康を守る会(全生連)の任務を担当し、その債務者の保証人となったもので、その多くが前橋市議時代のもの。債務者が滞りなく返済していれば全く問題なかったものが、行方不明になってしまったりと、保証人たる早川議員の債務にならざるを得なかった。

その債務の返済のため、議員を続けざるを得ないことについて、党は否定する見解。借金といえは、党機関の債務については全く触れず。これもおかしい。

早川議員は、今回の統一地方選の最中、実母が亡くなるという悲劇に見舞われたにも関わらず、選挙戦を戦い続け、激戦の前橋選挙区で群馬県唯一となる共産党の県議会の議席を守り、葬儀、告別式は選挙終了後に行うという状況であった。これほどまで、共産党を愛してやまなかった早川議員の決心は心中は察して余りある。

しかし、ここ数年の群馬県委員会の惨状は目を覆うばかりであった。
前橋市長選(候補者が見つからず、詰め腹を切る形で、高崎市在住党地区委員長が無所属で立候補、勝てる訳が無い・笑)も群馬県知事選も供託金没収の惨敗の連続。

これだけなら、共産党を知る者としては「よくあること」でしかないし、他の選挙も負けて議員数は順調に減っている。だが群馬は特にひどいようだ。県委員会の無能ぶりを示すものとしてほかにこんなのがある。

ある議会選挙で、ベテラン議員の後がまに落下傘候補として、その土地に縁もゆかりもない若い女性候補を擁立。辛うじて最下位当選するも数カ月で議員辞職。(うつ病か?)

昨年12月、邑楽郡千代田町の日本共産党町議川島悦男氏が国民健康保険滞納を理由に同町議会から辞職勧告を受け辞職。(財政援助しなかったのか?)

いずれも"犠牲者"に実力以上の負担を強いていたと思える例だが、これに加えて、ここ数年、党外で評価されていた多くの人を切り捨ててきているという。党外 から評価され人を切れば、当然状況は党外にも伝わる。しかもその切り捨てに協力した人も、口ふさぎか何か分からないが、さらに裏切り者として切っているとのこと。

そうした騒動の一部始終をたぶん早川議員はかいま見ることができるというか、見ざるを得ない立場にあったのだろうと分析。なもんで、早川氏を知る人の間では、今回の離党を「ああ、やっぱり……早川さんもついて行けないのか」と見る人が多い。

そして、最後に

黒幕の存在について触れてある。
上には擦り寄り、下には高飛車だという党関係者。名前は書いてあったが、告発者保護のため書かない。しかし、群馬県の党を知る者なら、これまでの動きで誰のことか想像はつくだろう。だってミエミエなんだもんw

心情的に早川議員よりの人の告発だと思うし、檄を飛ばすしか能のない人の告発とは思えない。党に対する危機感があっての告発と思われる。