群馬の早川県議の離党問題のせいで、ちょっと共産党県議をネタにしようかと探していたら、柳下礼子埼玉県議の質問を発見。

今日の事態は、政府が米の流通を完全に市場にゆだね、大手スーパーなどの買いたたきを野放しにしてきた結果です。政府自身が決めた100万トンという備蓄も十分しないまま、古米まで安売りし、くず米で増量した低価格米の流通も野放しにしてきました。

くず米については、本来主食用として流通してはならないものです。くず米の流通を全面的に規制するよう国に強く求めるべきと考えます

低価格米にくず米を入れているのが発覚したのは、マスコミ的には日本ライス事件が最初だと思われ、これは関西ではけっこうな話題となったが全国ネタとまでは行かなかったように思う。そうした部分まで知っているのはたいしたものだが、くず米の流通規制なんてムリムリw

しかし、そんなことよりも重要なのは、政策を思いついている間にも現実はすすんでいることに気がついてないことだ。現在もくず米を混入して、“混合米”表示で売っている業者はないわけじゃないが、そうした業者の販路が最近目に見えて減ってきている。主要販路だったディスカウンターが次々に潰れていっているからだ。

実際こうした混合米の品質は、素人でも見たら分かるくらいのもの。そんなものを一般スーパーには普通置けない。だから、今後こうした商売は減っていく。すなわち、放っておいたら収まるのだ。どうしてもというなら、表示に手を入れればいい。むしろ問題はごまかしやすい古米に移っているだろう。

この程度のことは、昨年段階でもちょっと目端の聞く小売の連中に聞けば、たいがいはわかる。よってこの政策提案はたとえ実現できても無駄骨になる可能性が高いのだが、優秀な外部ブレーンを持てない共産党には、この程度の思いつきしか言えないのかと、本人を目の前に小一時間(ry