チベット自治区の件、日本共産党の報道

 【北京=山田俊英】中国チベット自治区のシャンパ・プンツォク主席は十七日、北京で記者会見し、ラサで起きた騒乱事件処理の過程で公安と武装警官 は「いかなる殺傷武器も使用しておらず、発砲もしていない」と語りました。また騒乱鎮圧にあたって軍隊は出動していないと語りました。

 同主席は、事件で十三人が死亡し、警察官六十一人が負傷、二百四十一軒の住宅と店舗、五十六台の自動車が放火されたと発表。死者はいずれも暴徒に 刺殺、あるいは焼き殺された市民だとしています。また、ラサ市内は「既に平穏になった」とし、七十―八十人が死亡したとの情報は「デマだ」と否定しまし た。

 一方、チベット自治区外事弁公室は外国人の自治区への立ち入りを当分認めないとし、現在区内に滞在している外国人に早急に退去するよう求めています。

これがアメリカ相手なら、外国人を退去させようとすることで「真実を隠蔽しようとするものです」とか書くと思うのだが……実際はこの通り。

それにしても、イラクのテロを報道する時とは、熱意が全く違いますな。