多喜二1多喜二2「小樽多喜二祭についての佐高信氏の社会的常識に反する行動」を掲載。

写真をクリックすると全文読めるが、要は週刊金曜日が小樽多喜二祭のツアーを企画して、そこに佐高信も行ったのだけど、

墓前祭全体に漂う共産党臭が鼻について、私は一人、とっとと坂を下ってきました
「政治的な少数派が勝つ道は文学を含む文化を大事にして、その可能性に賭けるしかない」「それなのに文学を政治の僕にしていては勝てるわけがありません」

等とサンデー毎日に書いたのに、小樽多喜二祭実行委員長が噛みついた格好。サンデー毎日自体は既に次の号になっていて、該当号は入手できなかったのだが、こういうのは論評に困るなぁ(^^;)

共産党員として死んだ小林多喜二をしのぶ催しに共産党臭がするのは、まぁ当たり前といっていい。その程度のことは佐高信も分かっていたはずだ。

しかし、佐高の言い分は、おそらくは「だから共産党を強く大きくしましょう」とか「今の文学はなっとらん」とか、いかにも宮本たけし先生が言いそうな放言が小樽多喜二祭会場で無視できないほど多く聞こえてきたのだろう。それに佐高はカチンときた。

事実、実行委員長寺井勝夫は「文学を政治の僕にしてはならないなどという場違いな佐高氏の言動」と評している。つまり、文学とは政治の僕だと思っているわけだw

それにしても、佐高信には噛みついても、「正論」で日本共産党の告発記事を書いている志波耕治タンには噛みつかないのが興味深いねwww