(当)タネダミキオでございます。 1 (1) (BUNCH COMICS)

某所から、「読め!感想を聞かせろ!」とメールが来た選挙マンガを紹介。全三巻

マンガだから、脚色はあるにしても、市議選の実態をよく描いているのは確かだ。もうちよっとえげつないトコもあるんだけどなと思うようなとこもないではないが、よくできたマンガである。

ついでに、現役の市議会議員が二人、実名で出ているのがすごいねw。特に、西宮市議会議員の今村岳司先生、ホントにマンガに描かれている通りの人なのか知らんwww。ホームベージも全然議員らしくないいし、マジかもねw

でもってこのマンガ、NPO法人ドットジェイピーが監修していて、このNPO、Yahoo!の「みんなの政治」運営や大学生を議員のところにインターンとして派遣するなどの事業を行っている。

インターンを受け入れる議員さんもたいしたものだと思うが、同時に野心家でもあろう。自分たちの力で政治に風穴を空けなきゃならない。そのためには人材を育成しなければならない。それがよしんば子分にできればなんて下心があってもよい。とにかく、将来を見据えて、やる気満々なのは確かなのだから。

しかし、どんな議員さんがインターンを受け入れているのか見てみると、大部分が自民と民主、あと社民と無所属の議員さんであった。公明党と共産党は仲良くゼロw。

ほとんど個人政党に近い、議席のほとんどない政党はゼロでもまぁ、ありえることだ。しかし共産党と公明党は大政党とは言えなくても千人単位の議員がいる。そうした政党でこうした事業に一人も参加していないって何なのだ?自分たちは強固な組織力だけで選挙しますと言っているようなものではないか。

参加していないが、インターンの受け入れ体制を作れなくて参加を見送っている自民、民主、社民、無所属の議員さんも多かろう。しかし共産と公明は、おそらく体制が整えられてもやらないだろう。

それで開かれた党なわけ?