グッバイ、レーニン!

都知事選に出馬予定の吉田万三氏についてテキトーなキーワードをつけて検索していると、最近blogを書くのに疲れて断筆宣言された方のページにたどり着いた。

でもって、そこの追記に時々ここで話題になる伊東勉タソのブログエントリーがリンクされているのだが、そこのコメント欄のやりとりは横に置いておくとして、今回はこちらの共闘について触れてみる。

とにかくもう一回聞きます。
 「共闘」
 というのは、どういう意味ですか?
 「共に闘う」というのがその意味でしょう。
 共に闘う相手に対して失礼な態度とりますか?
 誰かが誰かに対して土下座を強要する事が「共闘」言う人のとる態度ですか。

残念ながら、そういうこともあるよ。「グッバイ・レーニン」にもそんな人物が出てきていたね……ネタばれになるので書かないが。
しかし共産党が選挙で降りろとよく言われるのは、それまで共闘をぶっ潰してきた実績が多いからでもあるのだ。

ここ一年だけを見ても、大きな選挙で共闘したのは沖縄県知事選くらい。民主党が悪くて共闘ができなかったのは愛知県知事選のみ。共闘申し込みを断った実績はいくらあったかな?

愛知県知事選の時のように、共闘を模索する努力をこれまでたくさんやって来ていたなら、降りろなんて言われない。むしろ同情されて民主党に批判が向かうだろう。

なぜ共産党候補が降りる共闘が求められているのか?それに反発する態度が、無党派にどう見えているのか?党員やシンパにはこんなにも見えないものなのか……

選挙とは、有権者の意思に忠実たろうと認められる者が多くの得票を得る。だからまず大事にするのは有権者の意思であり、党の主張ではない。そうした考えが持てないものかねぇ……。