九月三十日に、当ブログでは日本共産党大阪府委員会政策委員長宮本たけし先生が戦争を知っているかについて書き、先生に戦記文学の素養について疑問符を投げかけました。

すると昨日の日記には、マガジン9条に掲載された小林節氏のインタビューを引用してこられました。掲載されているのは最新号だろうと思って探しても小林氏の記事が見つからなくて不思議でしたが、掲載は2ヶ月前だったようでつ。

それから戦争映画や戦記物なんかを見たり読んだりすと、ゾッとするようになった。それを家内につぶやいたら、「よかったわ、あなたにそういう感覚ができ て。あなたは優秀で尊敬していたけど、怖い人だと思っていた」と言うんだよ(笑)。まあ、手前勝手ですけどね。子どもを持って、命の尊さがわかったんです よ。


自分で言うとまた突っ込まれるので、戦記ものなんて読まなくていいと代わりに言ってくれる“権威の発言”を掘りだしてこられたのでつね。ご苦労なことでつが、無駄骨に終わりまつw
自分の子供が産まれてから命の尊さがわかった。それがなかなか感動的?笑わせないで下さい。戦記物の熱心なファンは、わくわくして読んでいて、ぞっとしないとでも思っているのでしょうか?

子供が出来た。平和が大事だ。なんて陳腐なw そもそも小林氏自身が、憲法論の文脈でこんな話をするのが、恥ずかしいと自覚されているのですぞ。単なる、親バカ発言でしかないのですから。それに比べて、藤岡信勝氏の苦悩の方がよほど命の重みを理解しておられると思いますが、いかが?

そしてなによりの失敗は、たけし先生、小林氏のインタビューを発掘したものの、インタビュー全体を読者が読むことを想定しているのでしょうかw?

小林氏は、憲法論の枠内でしか世界を見ていないとか、9条を守る思想を極限まで推し進めるとどうなるかなんて考えていないとか、いちいち突っ込むのは面倒なのでやめますが、一番大事なことは、小林氏が民主党に期待していて、社民党や日本共産党には全く期待していないことでつ

これ、わざとやっているなら党中央へのヨイショを放棄し、民主党よりの考えに、たけし先生が立ったと言えるでしょう。わざとではないなら、民主党に塩を送ったことになりませんかね、たけし先生w?