きょうもたけし先生は、いかにも身障者のためといわんばかりのワンパターンをくり返しておられまつ。

ここでも、何といっても重大問題は「応益負担」の名による1割負担の導入。作業所に通えば通うほど負担が重くなるという深刻な事態が広がっています。

  同時に1割負担の導入は、施設の報酬を増やして経営を成りたたせようとすれば、利用者の1割負担も増えることになります。これまで手をたずさえて運動して きた「施設」と、「利用者」や親御さんとの間に「分断」と「対立」が持ち込まれるのが耐えられないとのお話に、あらためて怒りが湧き起こりました。

たけし先生は、いつまでたっても負担を減らすことばかり考えて、身障者に自活できる可能性のある社会作りにはま〜たく関心がないようでつ。負担金の無料どころか、健常者との給与格差をいかに縮小するのか、上回らせることができるのかなんて考えたこともないのでしょう。
この分野で先鞭をつけたのは、たけし先生の他には知らぬ者がいないと思われる、宅急便の父、ヤマト運輸の故小倉昌男ですが、人材派遣業のテンプスタッフは、クッキーにも狙いを定めて身障者の給与を10倍にしするようでございます。

お上に頼らなくても、自分の力で生きていける自信。身障者のためというなら、健常者との競争をした上で、身障者に高い所得を出せる経営モデルを作る方がいいに決まっておりまつ。

小倉にせよ、テンプにせよ、こうした事業ができる背景にあるのは、施設を造る資金力に加えて、経営力を持っていることでありまつ。具体的に言えば、身障者でも高い粗利をとれる作業・工程は何なのかを懸命に調べてシステム化しているのでつ。

日本共産党が、そして“政策委員長”であるはずのたけし先生が相変わらずの「身障者のため」と称する寝言を言っている間に、世界はどんどん先に行くのでつ。

もっと経営について知らないとダメでつね。圧倒的な勉強不足でつ。このblogは経営に関する良書もよく紹介していますからね。紹介してある本をよく読むように

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