JA(総合農協)第二十四回全国大会の前に議案を読んだとするニュース
共産党的な解釈も面白いが、農協もダメだねぇ……。

 JA農協は、農民の協同組合として農産物の生産と流通、農家と地域住民の生活の安定に重要な役割を果たしています。

→生産と流通では中間マージンとりすぎで、資材価格も高いと評判ですが?

 しかし近年、農業生産の縮小や地域経済の落ち込み、組合員の高齢化や農業へのかかわりの弱まりなど、農協をめぐる情勢は大きく変わっています。小 泉改革がおしすすめた効率一辺倒の政策、経済運営のゆがみが顕在化し、貧富の格差、地域の格差も深刻になっています。農業・農協事業への影響もきわめて深 刻です。

→大きく変っているのは事実だが、小泉政権になる前からリストラはすすめられているが、ご存じない?


 また、規制改革・民間開放推進会議など、財界と政府が一体となって農協批判を強めています。

 その内容は、農協解体につながるものです。財界などは、農協について“組合員を守るために小規模農家を温存している、独禁法適用除外や多様な事業 をおこなう総合性が自由競争を阻害している、経済活動の赤字を信用・共済事業の黒字で補てんするのはおかしい”などと主張しています。

まぁ、財界も共産党なみの知性しか持っていませんな。組合員を守るため小規模農家を温存しているのではなく、大規模農家からは相手にされないから、小規模農家を相手にするしかないわけですが。だから小規模農家を潰されると農協も死んじゃいます。

“総合性”は自由競争を阻害しているのではなく、なんとか不動産や金融やら、マッサージ機や宝石などを買わせて、より多く農家から搾取しようとする積極性の現れでつ。でもいまでは農家も賢くなっていますから簡単に搾取されませんw

経済活動(作物出荷や資材販売など)の赤字を金融で補てんしないなら、ただの金融機関でしかなくなって、農協の存在意義が問われます……まぁここが財界の目的かも知れませんが、そんなにうまく行くとは思えないけどねぇ……近年弱まっているとは言え農協と組合員の結びつきは協力ですから。

さて、明日はどんな記事になるでしょうか?