土曜日の各駅停車氏から、こちらで以下のような質問をいただいたので、慎んでお答えさせていただこう。

それは、皆様は、今でも共産主義を信じていらっしゃるか否か、ということです。
そして、信じていらっしゃるのならば、ソ連崩壊や中国の現状について(北朝鮮については言わずもがなです)どのように考えていらっしゃるのでしょうか。

まず前提として知っておいていただきたいのは、当方管理人は反共で他のメンバーは支持しているという妙なグループであると言うことです。

答えたいメンバーは勝手にレスをつけてくると思われますので、他のメンバーの考えには管理人である私は基本的には立ち入らず、私の見解のみを答えることにいたします。
私は、上記で申し上げた通り、共産党と言う政党、とくに日本共産党は、このままなら二十年もすれば消滅すると思っております。しかし、いわゆる共産主義の理想とは全く違った形で、世界は共産主義的な方向に向かっていると考えています。

どんな形かと言うと、ブルジョアとプロレタリアの階級闘争ではなく国家間の階級闘争や民族間の階級闘争、あるいは産業間の階級闘争です。欧米列強を相手にたたかった有色人種の中で、日本は最初に成功しブチブル化から現在ブルジョア化している。プチブル段階に今いるのは、韓国、台湾、マレーシアあたり。それに中国やインドが追うと言った感じでしょうか。

しかし日本や“プチブル国家”も一部においてはすでに発展途上国と言う“プロレタリア国家”の挑戦を受けており、その影響は最も弱い産業……たとえば農業などに現れてきていると思います。

もちろんその前には、欧米の没落があり、日本ももうすぐその域に達するでしょう。しかしここで言う没落は、貴族が乞食に身を落とすようなことにはならず、ぜいたくをしなければ衣食は足りる程度のことになる。

そうした国家のプチブル→ブルジョア→没落の過程が、そうした過程から今一番遠そうなアフリカ諸国にまで達した時、共産主義的地球が生まれるような気がしています。しかしそれは、単に世界各国の生活水準が平準化するのみで、マルクス・レーニンが描いたような理想郷にはならないでしょう。

現在の北朝鮮・中国などはプチブル化には近いポジションにいますが。政治体制がブチブル化を推し進める障害となっているのではないでしょう
か。

産業間の階級闘争とは、メーカー→小売→ITといったような産業の興亡を考えています。もちろんそこには一産業の衰退によって割を食う人も出てきます。そうした人は勝馬の産業に乗り換えるか、まだその産業が有力な別の国で、その仕事を続けるいう選択肢がある……他国に移る選択肢を取れば、国家や民族の壁が障害になるかも知れませんし、国家や民族のプチプル化をすすめる人材として重用されることになるかも知れません。

これで答えになっているのか自信はありませんが、まぁそんなことを管理人は考えています。