日本共産党
グアテマラ虐殺の記憶―真実と和解を求めて

民主党の参議院議員、山根隆次氏の筆坂秀世「日本共産党」の感想。「“反共“は人間の良心だと思う。」なんて、そこまで言うかとも思うし、資本主義の殺戮、たとえばアメリカの意を受けたグァテマラの悲劇なんかはたぶんご存じないから、共産主義政権下の虐殺ばかり目につくのだろう。

しかし、それを除けば、言っていることはまともだし、特に、

一方、理想に燃え、献身的に共産主義運動に生涯を懸けてきた人々
の挫折と苦悩は深刻である。絶対的価値観を信奉する人々には生真
面目な方が多く、自己犠牲の精神にも溢れている。
だが、排他的な思想は、全体主義とは表裏で、個人はその呪縛から
逃れられず、人間としての心の奥行き、人を包む力、人を許す心、
人生を生かす知恵に欠けがちである。

なんてのは、党員はよく噛みしめなきゃならん言葉だね……何度も当blogをはじめとして、多くの人が言っていたことだけどね。