文化・学問欄 「断面」

個人的にはどうでもいい文化芸術の「効率化」をめざす市場化テストに反対として、石井郁子議員が大原美術館館長のことぱを引いて質問
ゴッホもセザンヌも生前にはほとんど作品が売れなかった。もしその当時彼らが市場化テストにさらされていたら歴史の上で名前は消え去っていただろう

明白なウソだ。セザンヌはよく知らんがゴッホは市場で晒されていて、なおかつ売れなかった。それが残ったのは、弟の画商テオの買い支えが大きかったのは美術史の常識。レンブラントも市場に合わせ描いた当時流行の絵は今残っていない。レンブラントの今日の名声を確立した絵も、当時は売れなかった。しかし、残っている。残るか残らないかは、市場よりも残そうとする人がいたかどうかによる。

市場化しようがしまいが、残そうとする人がいれば残るし、いなければ消える。それが文化芸術と言うもの。たかが美術館の運営が民間になったくらいのことで衰退するのは、その程度のものであっただけ。

さて、左翼は、左翼文化はどうだろうか?ビラとか文書とか、残そうとするものがいないと市場化テストなしに滅ぶのだが……。

追記……調べたら、セザンヌだって世紀の大画商ヴォラールがついてたやんけ!しかもまだ無名時代に大量に買い付けている。