政治家たけし先生のもう一つの顔は、文芸評論家でつ。実績は、民主文学会に入るときに書いたミヤケン「敗北の文学」の評論ひとつだったはずでつ。その後開店休業状態で、時折新聞赤旗やご自身のHPで書評を載せる程度でした。しかし、このとおり

「文芸評論家というならいっぺんぐらい文学を語ってみせろ」と文学会からありがたいお話をいただきました。

そうでつ。
まぁ、作家や評論家なんて、自分がそうだと言ったらなれるものでつが、ちょっとプロの話をいたしましょう。


そんなに読んで、どうするの? --縦横無尽のブックガイド

小説家は新人賞取るか、作品を少なくとも五冊くらい書かないと小説家と名乗ってもせせら笑われます。

ライターは、普通何年もかけて何千枚も雑誌などに書いているうちに、何かまとまったテーマがかけるときに書いて本になったとき、やっと自分も一人前になれたと思うそうでつ。

でも、本を出したらえらいと言っているのではありませんよ。日本のビジネスマンの中には、一流と呼ばれる出版社から出るビジネス書を、何冊も書いている人がいまつ。何冊も書いていると、毎年住宅ローンをまかなえるくらいの印税収入になるようですが、これ一本で食えるほどにもならないので、自分からライターと名乗るのは恥ずかしいと言う人がほとんどでつ。また、会社が副業禁止だとか、社内の雰囲気を壊すことを恐れて、ライターしてますと出版社以外の場所では一切言わない人も少なくないのでつ。もちろんこの場合、会社にばれないようにペンネームを使用します。

文芸評論界は、違うのでしょうか?