経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉

1.ある分野を根本から変革する「革新」のこと。ビジネス分野では、ケインズと並ぶ経済学者であったシュムペーターが最初に使った概念だが、後にドラッカーが取り入れて経営学の重要概念の一つとなった。
例 海運業界においては、形が揃わない船荷の搬入搬出に何日もかかり、手間がかかりすぎて業界全体が危機に陥った。これを救ったのはコンテナ輸送である。全てコンテナに入れることで一日で船荷を処理できたため、業界全体の生産性が向上した。

2.社会主義から共産主義に至る社会変革を実現すること。一般に左翼政党などの枕詞として使われることが多いが、英語表記されることはまずない。

3.現代の左翼に最も欠けている概念のこと。