今回の士別市議選の特徴は、共産趣味者注目の“わかもの社”国忠崇史の出馬のほかに、もう一つ大きな特徴がある。朝日町との合併の影響で、今回に限り旧士別市を第一選挙区、旧朝日町を第二選挙区とする二重選挙が行われることだ。よって当blogは第一選挙区のみに注目する。
2002年の前回市議選の結果は
総投票数14,326。日本共産党全体の得票率は11.2%。
共産党候補の得票数
斎藤 昇 649
寺下 亘 508
小池浩美 446
合計 1,603
前回立候補者は定員より二人多かった。その時点でのボーターは約200票。今回の立候補は定員より三人多いが、議席数も22から18に減少。ボーダーラインは500票近辺とみられる。
2002年の前回市議選の結果は
総投票数14,326。日本共産党全体の得票率は11.2%。
共産党候補の得票数
斎藤 昇 649
寺下 亘 508
小池浩美 446
合計 1,603
前回立候補者は定員より二人多かった。その時点でのボーターは約200票。今回の立候補は定員より三人多いが、議席数も22から18に減少。ボーダーラインは500票近辺とみられる。
今回共産党が寺下の自然減という形で立候補者を減らし、二人しか出さなくなった理由は、おそらくここにある。三議席だったら共倒れで議席ゼロもあり得る。
今回立候補しない寺下亘の票が。斎藤昇と小池浩美に流れ。二人当選圏に持ってくるというのが共産党のシナリオだろう……実質的党勢後退である。
だからこそ国忠崇史の存在は脅威である。共産党の票が流れると、下手をすると斎藤も小池も500票とれなくて公認候補当選ゼロの可能性が高まる。
“わかもの社”国忠崇史の支持者は、共産党内と保育園関係者という二つの基盤を中心に形成されているとみられる。
共産党内での支持者は、今回のドタバタにはカチンと来ている人も少なくないため、批判票が集まる可能性もないではないが、そこは日本共産党である。ヒラメ党員ばかりなら、国忠に票が流れない可能性も高い。このあたりがどうなるかは、いまだにバタバタしている士別委員会が落ち着いてこないとわからない。
しかし、いずれの場合も共産党の票だけで当選は不可能だ。無党派層の支持だけで、最低でも400〜500は取っておかないといけない。
しかし基盤とみられる保育園関係者からの無党派層への取り組みは、今一つ疑問が残る。四月初旬から中旬という、保育園関係者が一番忙しくなる時期に選挙が行われるからだ。この難題をどうクリアしていくのかが課題となろう。
今回立候補しない寺下亘の票が。斎藤昇と小池浩美に流れ。二人当選圏に持ってくるというのが共産党のシナリオだろう……実質的党勢後退である。
だからこそ国忠崇史の存在は脅威である。共産党の票が流れると、下手をすると斎藤も小池も500票とれなくて公認候補当選ゼロの可能性が高まる。
“わかもの社”国忠崇史の支持者は、共産党内と保育園関係者という二つの基盤を中心に形成されているとみられる。
共産党内での支持者は、今回のドタバタにはカチンと来ている人も少なくないため、批判票が集まる可能性もないではないが、そこは日本共産党である。ヒラメ党員ばかりなら、国忠に票が流れない可能性も高い。このあたりがどうなるかは、いまだにバタバタしている士別委員会が落ち着いてこないとわからない。
しかし、いずれの場合も共産党の票だけで当選は不可能だ。無党派層の支持だけで、最低でも400〜500は取っておかないといけない。
しかし基盤とみられる保育園関係者からの無党派層への取り組みは、今一つ疑問が残る。四月初旬から中旬という、保育園関係者が一番忙しくなる時期に選挙が行われるからだ。この難題をどうクリアしていくのかが課題となろう。