9面文化学問欄で、山田朗明治大学教授の、映画「男たちの大和」評論。この人の専門は日本近代史、軍事史、歴史教育論だそうである。軍事史を専門の一つにするせいか、肉眼照準・手動の機関砲などの対空システムが既に時代遅れだったといったウンチクの披露のところで、それ以前に戦闘機の支援が全くないとこが問題だろとツッコミを入れたくなるが、そこはほっとく。
この映画でも、サブタイトルに「無謀な『水上特攻』 忘れてはならない戦争の全体像」とあるように、この戦争は侵略戦争だったことが映画を観ても理解できないと、全くお笑いな結論で締めくくる。
特にしんぶん赤旗特有のヘンテコなのが、ここ。
この映画でも、サブタイトルに「無謀な『水上特攻』 忘れてはならない戦争の全体像」とあるように、この戦争は侵略戦争だったことが映画を観ても理解できないと、全くお笑いな結論で締めくくる。
特にしんぶん赤旗特有のヘンテコなのが、ここ。
「映画の中で渡哲也ふんする伊藤整一第二艦隊司令長官を苦悩する悲劇の提督として描いているが、実際の伊藤は、軍司令部次長として熱烈な対米開戦論者であったし、特攻作戦を推進した人物でもあった」
だからどうした?「ヒトラー ~最期の12日間」でも、人体実験やり放題だったシュンクが、ベルリン市民を守るために軍令を無視して止まり、最後の最後まで負傷者のために働き続けたのが描かれていたり、ヒトラーの人間味あふれる優しい一面も狂気とともに描いている。
ブルーノ・ガンツ(ヒトラー役の俳優)が、同映画について「賛否にかかわらず、低レベルの議論はしないで欲しい」と言っている。
しんぶん赤旗には、ガンツの願いなど意味不明だったが、「男たちの大和」においても同様であったようだ。ま、いつもワンパターンだから、十分想定内のことではあったけど。
だからどうした?「ヒトラー ~最期の12日間」でも、人体実験やり放題だったシュンクが、ベルリン市民を守るために軍令を無視して止まり、最後の最後まで負傷者のために働き続けたのが描かれていたり、ヒトラーの人間味あふれる優しい一面も狂気とともに描いている。
ブルーノ・ガンツ(ヒトラー役の俳優)が、同映画について「賛否にかかわらず、低レベルの議論はしないで欲しい」と言っている。
しんぶん赤旗には、ガンツの願いなど意味不明だったが、「男たちの大和」においても同様であったようだ。ま、いつもワンパターンだから、十分想定内のことではあったけど。