1.いわゆる悪役を主人公とする小説型式のこと。ピカレスク・ロマンと言われることも多い。一般に犯人視点で、賢く、度胸のある主人公たちが、どのように犯罪を行い、成功していくのかを読んでいくのが醍醐味とされる。日本では「黄金を抱いて翔べ」や「奪取〈上〉」などが有名である。

2.登場人物に、日本共産党や民青同盟出身と思わせる登場人物が出てこない小説のこと。そんな登場人物が出てきたら、小説がパロディになってしまう。