先生が、以前地代論について、すっきりとした理解ができないと書かれていましたが、その件でお便りがきたようです。そして
さて、差額地代で、なぜ最劣等地での生産価格が規制的価格になるのか腑に落ちないとのことですが、なぜなら、最劣等地での生産物は、一般利潤を実現して いるからです。それ以上の価格が実現されるなら、明らかに特別利潤を生み、それが地代になるのは、差額地代論とよばれる謂われです。
では、それ以下ならどうなるか。
それは、資本主義的生産であるかぎり、その土地での作物は、耕作されないということだと思います。ごく単純です。
との説明で、busayo_dicは全然わかりませんけど、たけし先生は「よくわかました」そうでつ。
なぜなら、この説明には、根本的におかしいところがあるからでつ。
さて、差額地代で、なぜ最劣等地での生産価格が規制的価格になるのか腑に落ちないとのことですが、なぜなら、最劣等地での生産物は、一般利潤を実現して いるからです。それ以上の価格が実現されるなら、明らかに特別利潤を生み、それが地代になるのは、差額地代論とよばれる謂われです。
では、それ以下ならどうなるか。
それは、資本主義的生産であるかぎり、その土地での作物は、耕作されないということだと思います。ごく単純です。
との説明で、busayo_dicは全然わかりませんけど、たけし先生は「よくわかました」そうでつ。
なぜなら、この説明には、根本的におかしいところがあるからでつ。
何がおかしいのかというと、最劣等地で、この方の言う一般利潤より、耕作によって得られる収益を下回る場合でも、その土地での作物は、耕作されるのが普通です。なぜかというと、将来の価格など、誰もいくらになるかわからないのと、商売替えは、ふつう容易ではないからでつ。
フランスで第二次共和制が始まった1848年、アメリカで開設されたシカゴ商品取引所が、現代の先物取引(本間さまがご活躍あそばされたと言われる日本の先物はルーツとは言えませぬ)のはじまりなのでつが、これは、農産物を作っても将来の価格が分からないから、その前に価格をヘッジしておこうとしたからだと、教科書に書いてあるって前に言ったでしょ?
今の日本でも、米を作っても儲からないのに、なぜ農家は作っているのでつか?。
この程度のツッコミに耐えられないようなことを、マルクスやエンゲルスは規制的価格として書いていたとは思えないのでつが……
フランスで第二次共和制が始まった1848年、アメリカで開設されたシカゴ商品取引所が、現代の先物取引(本間さまがご活躍あそばされたと言われる日本の先物はルーツとは言えませぬ)のはじまりなのでつが、これは、農産物を作っても将来の価格が分からないから、その前に価格をヘッジしておこうとしたからだと、教科書に書いてあるって前に言ったでしょ?
今の日本でも、米を作っても儲からないのに、なぜ農家は作っているのでつか?。
この程度のツッコミに耐えられないようなことを、マルクスやエンゲルスは規制的価格として書いていたとは思えないのでつが……