今日からプロ野球パシフィックリーグのプレーオフが始まりました。今年初めて導入された交流戦に先駆けて、数年前からファン獲得のためにパリーグが独自に取り組んでいます。

今年は西武ライオンズが勝率5割にも満たないのに、プレーオフに進出するという事がありましたので疑問の声が上がっておりますが、ペナントレースが前期後 期分かれ、前期優勝チームと後期優勝チームが対決するより、プレーオフでの対決の方が「野球が面白くなった」と言う声の方が多いようであります。

まだまだ手直しをしないといけない部分もあるでしょうが、観客動員数をどうやって増やしていくか?という問題に真正面から取り組み、選手・フロントがともに協力しながら、面白い野球をファンに提供するパリーグの姿勢は大いに評価できるのではないでしょうか。

一方、日本共産党内を見渡してみると、末端の機関から中央委員会まで、公明正大な選挙というものが行われておらず、全ては一階上級機関のお墨付きを受けた人が、信任投票で選ばれております。

そこには「対決」ということは無く、ただひたすら上級機関のイエスマンであれば次の選挙も信任投票で選ばれるというシステムで、足の引っ張り合いはあって も、そこには競い合うというものはありません。選挙というものは、ある種イベント的な要素もあるのですが、こういった出来レースを続けていますと、党外の 人の関心は益々薄れていきます。

今日、党員の方に会う機会があったので、思い切って地区委員会の選挙に立候補するように勧めたのですが、その党員は選挙がいつあるのかも知らないし、立候補のやり方も分からないということでありました。

どうやら今では党内選挙に党員すら興味を示さなくなっているようであります。

罵詈総論でした。